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ミックスドマーシャルアーツ(MMA)という格闘スポーツについて、コラムや試合レビューを書いています。

WEC 最終大会

軽量級の頂として君臨したWECも、その歴史に幕を降ろします。
しかし最後の大会をタイトルマッチで締めるなんて、粋というかカッコイイなぁ。

王者としての過酷すぎる宿命を背負い立つ二人の王者、ベン・ヘンダーソンとドミニク・クルーズ。
まさにこの二人こそ男の中の男だと思います。
今年最大のリスクを背負った男たちは、UFCの舞台に王者として上がることが出来るのか。

ライト級屈指の寝技を持つ王者ベン・ヘンダーソン
最高の舞台でついに王座に後一歩と迫る"ショータイム"アンソニー・ペティス
ペティスとシェーン・ローラーの試合はWECの中でも株玉の一戦でした。
予想ではベンヘンの勝利ですがペティスの底力は侮れません。最後の一秒まで気の抜けないメインになることでしょう。

そしてセミではバンタム級最速のスイッチマン、ドミニク・クルーズが大一番を向かえます。
あのベヒを二度も退けバンタムのベルトを腰に巻いた怪物は、未だ攻略法が見当たりません。
挑戦者のスコット・ヨルゲンセンも大沢、水垣を下した日本人キラーであり強豪ではありますが、この試合もメインと同じく王座変動の確率は低いのではないかと考えています。
関係ないですがヨルゲンセンの身体はサイボーグ(夫)並に刺青ばっかで怖すぎます(TωT)

それでもヴァーナーやトーレス、フェイバーのいない最終大会は少し寂しい気もします。
皆WECをここまでのトップイベントに押し上げた功労者ですからね。
挨拶くらいはしてほしいなぁ~。欲を言えばコンディットとかも。。。

でもそんな空気を吹き飛ばすかのように、レジェンドの一人は参戦してますね(笑)
WECが生んだバッドボーイ、ドナルド"カウボーイ"セラーニです!!
対するはかつて神童と呼ばれた若きストライカー、クリス・ホロデッキ
魔人アンソニー戦での屈辱のKOから今年は二連勝、ついにタイトルコンテンダーとの一戦にこぎつけました。
この二人の場合はどちらが勝っても次戦はUFC組との一戦になりそうですね・・・。
でも間違いなく(いろんな意味で)盛り上がる試合をしてくれそうな二人です!
あとは以前書いたメンジバーとブラピ!全てはメンジバーの復帰度具合にかかっていると思います。

いよいよもうすぐ開戦!です!