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『Strikeforce: Rockhold vs. Jardine』 1月7日 USA、ネバダ州パラダイス
/新年最初のメジャーイベントでした。メインのロックホールドをはじめ、ラーキン師範、ウッドリーといったチャレンジャー出身の選手が中心となって活躍しました。キング・モーことモハメド・ラワルはラーキン師範に一本勝ちしましたが、試合後の検査でのドロスタノロン値の陽性反応によりノーコンテストになりました。残念ですOrz
Strikeforce: Rockhold vs. Jardine ミドル級タイトルマッチ
○ルーク・ロックホールドvs.キース・ジャーディン×
/満足度：☆☆
/若きミドル級王者ロックホールドがベテラン選手のジャーディンを完封し貫禄のTKO勝利で初防衛に成功。その実力を証明しました。
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『UFC 142』 1月14日 ブラジル、リオ・デ・ジャネイロ州
/Zuffa運営による二度目のブラジル大会でした。メインの衝撃もさることながら、ブラジル人ファイターの派手な勝利が非常に目を引いたイベントでした。カルロ・プラターvs.エリック・シウバは一度はシウバのKO勝利が宣告されたものの、後頭部へのパンチによりシウバの反則負けとなりました。
UFC 142 フェザー級タイトルマッチ
○ジョゼ・アルドvs.チャド・メンデス×
/満足度：☆☆☆
/神経を削る鍔迫り合いの中、動物的な膝蹴りでアルドが衝撃KO勝利。試合後にはアルドがオクタゴンを飛び出し、会場は最高にエキサイトしました。
/UFC 142 フェザー級
○ユーリ・アウカンタラvs.小見川道大×
/満足度：☆☆
/日本大会を前に一人異国の地で試合に臨んだ小見川ですが、アウの猛攻に防戦一方。1R終盤はあわや一本負けかというシーンもあり、悔しい敗戦となりました。
UFC 142 ライト級
○エジソン・バルボーザvs.テリー・エティム×
/満足度：☆☆
/ブラジルで最も美しいキックボクシング技術を持つバルボーザが3Rにバックスピンハイキックで鮮やかすぎるKO勝利。エティムが硬直したままダウンする衝撃シーンは今年のハイライト候補でした。
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『UFC on FX 1』 1月20日 USA、テネシー州ナッシュビル
/FOX系列のFX大会が初開催。好勝負が連続するイベントとなりました。中でもメインイベントは今年トップレベルの緊張感のある試合となりました。
UFC on FX 1 ライト級
○ジム・ミラーvs.メルヴィン・ギラード×
/満足度：☆☆☆
/燻し銀の関節職人ミラーが猛獣ギラードの猛攻を掻い潜り見事な一本勝ちを収めました。ギラードは前戦（ローゾン兄に秒殺一本負け）の一件からテイクダウンを警戒していましたが、カウンターのタックル一発で一気にテイクダウンを取ったミラーの動きが素晴らしかったです。
UFC on FX 1 ライト級
○ハビブ・ヌルマゴメドフvs.カマル・シャロルス×
/満足度：☆☆☆
/2012年のロシアン・ショックの火付け役、ヌルマゴのUFC初出場試合です。計量時の巨大なもさもさアフロ帽で盛り上げキャラかと思いきや、試合では一進一退の好勝負を繰り広げタフさに定評のある「プリンス・オブ・ペルシャ」シャロルスをダウンさせ一本勝ちするという衝撃のデビューを飾りました。
UFC on FX 1 バンタム級
○ニック・デニスvs.ジョセフ・サンドバル×
/満足度：☆☆☆
/カナディアンクラッシャー、デニスさんがUFC初出場。クリンチから怒涛の肘打ち連打でShark Fightsの秘蔵っ子サンドを秒殺KOでマットに沈め、会場を爆発させてくれました。
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『UFC on FOX 2』 1月28日 USA、イリノイ州シカゴ
/昨年に続くFOX第二大会です。前大会が一試合のみの放送で秒殺決着となったため今回は3試合を放送しました。しかし、メイン3試合は好勝負であったものの判定決着となり、玄人好みのイベントとなってしまいました。プレリミナリーカードではKO、一本勝利が連続したため微妙にタイミングがずれてしまった点で惜しかったです。
UFC on FOX 2 ミドル級
○チェール・ソネンvs.マイケル・ビスピン×
/満足度：☆☆☆
/『UFC 136』で引退を懸けたタイトル挑戦をぶち上げた、22世紀MMA最強のトラシュトーカーであるソネンさん。ムニョス欠場によりTUF14での活躍でいよいよヒールっぷりに拍車のかかった伯爵ビスピンと激突しました。試合前の予想を覆しビスピンが冴えわたるテイクダウンディフェンスでソネンさんに苦戦を強いる好勝負になりました。ソネンさんはこのタフファイトを制し、遂にアンデウソンさんとのミドル級タイトル挑戦権を手にしました。
UFC on FOX 2 ライト級
○エヴァン・ダナムvs.ニック・レンツ×
/満足度：☆☆☆
/万能スキルと無尽蔵のスタミナを持つUFC屈指の強心臓ダナムがNCAADiv1レスラーでフルラウンド暴れまわるレンツと全局面で技術を競い合う激戦を繰り広げました。体格差もあり徐々に圧していったダナムがドクターストップで勝利し、レンツはこの試合を最後にフェザー級に転向しました。
UFC on FOX 2 フェザー級
○カブ・スワンソンvs.ジョージ・ループ×
/満足度：☆☆☆
/2012年の最高のカムバックファイターの一人であるスワンソン、その復活の狼煙が上がった試合でした。長身の技巧派ループを素早い打撃で圧倒し戦慄のKO勝利。アルド戦の敗戦のイメージを拭い去る「完全復活」を印象づける試合となりました。
UFC on FOX 2 フェザー級
○シャーリス・オリベイラvs.エリック・ワイズリー×
/満足度：☆☆
/フェザー級初転向となった神童オリベイラの柔術テクニックが冴えわたった試合です。カーフ・スライサーという非常に複雑なふくらはぎを極める技を素早いリバースで極めて復活勝利を挙げました。
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ベストファイト・オブ・ザ・マンス
UFC on FOX 2 ライト級
○エヴァン・ダナムvs.ニック・レンツ×
/ヌルマゴvs.シャロルスと迷いましたが、より高度な技術によるドッグファイトを繰り広げたこちらの試合を選びました。2人とも日本大会に出てほしいイチオシの選手です。特にダナムの試合は一生に一度は生で観たいです。
ベストノックアウト・オブ・ザ・マンス
UFC 142 フェザー級タイトルマッチ
○ジョゼ・アルドvs.チャド・メンデス×
＆
UFC on FX 1 バンタム級
○ニック・デニスvs.ジョセフ・サンドバル×
/ダブル選出。アルドのKOはアンデウソンさんのフィニッシュ同様、まだまだ未知の部分が残されている非常に興味深いシーンでした。間合いの取り方が絶妙で、俯瞰して見ればなるほどと思う距離なのですがなかなか当人ができる蹴りではないです。デニスさんの鬼エルボーもまた同様の衝撃KOですが、こちらはアルドとは逆で、的確に攻めるべきところを決めて攻めてかかるロジカルな動きにも見えました。なんにせよ徹底したその攻めは驚嘆です。
ベストサブミッション・オブ・ザ・マンス
UFC on FX 1 ライト級
○ジム・ミラーvs.メルヴィン・ギラード×
＆
UFC on FOX 2 フェザー級
○シャーリス・オリベイラvs.エリック・ワイズリー×
/こちらもダブル選出。ミラーの技術は目新しいものではありませんが、そのタイミングの見事さと一瞬の閃きによる関節技の見事なキレに心奪われての選出です。オリベイラは言わずもがなの精密テクニックで、それを大一番で極める勝負強さも相まって素晴らしいです。
ベストイベント・オブ・ザ・マンス
『UFC 142』 1月14日 ブラジル、リオ・デ・ジャネイロ州
/全体を通してファンが一体となった凄まじいイベントでした。今年のブラジルMMAの爆発っぷりはロシアとならび驚異的で、その可能性を象徴するイベントでもありました。
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当時を振り返ると「まさかこの後こうなるなんて…」と思うことが非常に多かったです。たった1年で大きく変わっていく成長の速さは凄まじい。二月はついに来日したUFC日本大会です！
『イベント名』 月日、会場
階級
赤コーナーvs.青コーナー
/満足度：☆☆☆
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