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ミックスドマーシャルアーツ(MMA)という格闘スポーツについて、コラムや試合レビューを書いています。

【月別大会】『4月開催のMMA大会リンク 追加版』 【チェール・ソネン、天地変動の鐘を鳴らすか】

『Jungle Fight 51』 4月26日、ブラジル、リオ・デ・ジェネイロ [ジナージオ・デ・ボタフォゴ S&R]

フェザー級(146lb)タイトルマッチ
エジミウソン・ソウザvs.ファビアーノ・"ソルダード"・ノゲイラ Ⅱ
 長椀から繰り出される拳のラッシュで5連続KO勝利中の『ケビン』ソウザが王座決定戦に登場。
 ソルダードは前戦ではソウザのラッシュに捕まり金網に磔にされて無念の敗戦を喫しており、この試合はソルダードにとって汚名返上のビッグチャンスとなります。
フライ級(126lb)
シンディー・オリヴェイラvs.マルコス・"カベシーニャ"・ヴィニシウス Ⅱ
南米フライ級の喧嘩ファイター、シンディー・『ジュニオールアビディ』と、シンディーに初めての黒星をつけられた『カベシーニャ』ヴィニシウスのダイレクト・リマッチが決定。
ちなみにカベシーニャはUFCに参戦中のヴィーナとは同姓同名の別人です。
ミドル級(185lb)
クレベル・オルグーリョvs.サロモン・ヒベイロ
元JFライトヘビー級王者オルグーリョがミドル級転向二戦目で柔術タイプのヒベイロと対戦。
フェザー級
アレシャンドリ・ジ・アウメイダvs.ファビアーノ・"ジャカレジーニョ"・シウバ
トリッキーな寝技で2連続一本勝ち中のアレシャンドリ・ジ・『カピタオン』。3連敗から脱出したジャカレジーニョと対戦します。
バンタム級(134lb)
ジョナス・"スピージ"・ビリャリーニョvs.アラン・ミゲウ
デビュー4戦目ながら強烈な打撃で存在感を示すスピージがJF初参戦のミゲウと対戦。

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『Legend FC 11』 4月27日、マレーシア、クアラルンプール [チン・ウー・スタジアム]
 マカオを中心にアジアMMAの一翼を担ってきた「第2のアジア団体」レジェンドFCが半年ぶりにマレーシア大会を開催します。

ライト級タイトルマッチ
ジャダンバ・ナラントンガラグvs.安藤晃司
手堅い試合運びと強烈なパンチが強いモンゴル人王者トンガーが2度目の防衛戦。
レジェンドFCで着実に存在感を示してきた柔道系『コマンドー』安藤が千載一遇の王座獲りに挑みます。
打撃戦ではトンガー有利は不動でしたが、地道にタイトル戦線を生き残ってきた安藤に頑張ってほしいです。
ウェルター級タイトルマッチ
リー・ジンリャン(李景亮)vs.ルーク・ジュモー
ウェルター級王者ミョンホの長期欠場による王座決定戦。前挑戦者で獰猛なTDファイターのジンリャンが待望の王座再チャレンジ。アジア系(?)ニュージーランド人のジュモーと対戦します。
ジンリャンは手堅いながらもアグレッシブで、足踏みパフォーマンスといい華のある選手ですね。
バンタム級タイトルマッチ
ジー・シェン(计县)vs.オーグスティン・デラミーノJr.
川那子とフェザー級王座決定戦を争った極め技使いのシェンが階級を落として王座挑戦。フィリピノ・ストライカー系のデラミーノの打撃を凌ぎTDできるのでしょうか。
ライト級
粕谷優介vs.デミアン・ブラウン
安藤と同様にレジェンドFCに定期参戦中の粕谷も登場。安藤戦後に3連勝しているブラウンと対戦します。
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『URCC 23』 4月27日、フィリピン、パサイシティー [SMXコンベンションセンター]

バンタム級暫定タイトルマッチ
デイブ・ガレラvs.レイドン・ロメロ
王者ラフォルスの欠場により急遽暫定王座戦が決定。素早い極め技でストライカーをなで斬りしてきたガレラと、鋭いTDと『ボロパンチ(手打ちの剛腕)』と呼ばれるパンチで圧力勝ちするロメロの対戦。
フェザー級暫定タイトルマッチ
ウィル・ショープvs.アンドリュー・ビニベ
細長い体格から柔術テクニックとパンチで追い込む『キル』ショープが暫定タイトル決定戦に登場。

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『PFC 5』 4月27日、フランス・マルセイユ [フォーム・コンバット・アカデミー]

ヘビー級タイトルマッチ
コンスタンティン・グルホフvs.ヴァレンタイン・オーフレーム
M-1トーナメント準決勝に勝ち進んだラトビアの雄グルホフがタイトルマッチに登場。オーフレーム兄の挑戦を受けて立ちます。
ウェルター級タイトルマッチ
ヴァンソン・デル・ゲラvs.フェリッド・ケダー
自国のウェルター級王者ゲラにチュニジアの破天荒ケダーが挑戦。ゲラにとって王者であると同時に挑戦者として挑む試合になります。
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『UFC 159』 4月27日、USA、ニュージャージー州ニューアーク [プルデンシャル・センター]
『TUF 17』から二週間遅れでライトヘビー級王座を懸けたコーチ対決が行われます。
コーチ同士のタイトルマッチは五度目で、『TUF12』のGSPvs.コスチェックのウェルター級タイトルマッチ以来となります。

[MAIN CARD]
ライトヘビー級タイトルマッチ
ジョン・ジョーンズvs.チェール・ソネン
最強の戦術と身体能力を持つ25歳の絶対王者ジョーンズが五度目の防衛戦に挑みます。
挑戦者のソネンはライトヘビー級初転向で王座挑戦となり、フィジカルを活かした戦法が通じるかが最大の注目となります。
果たして待っているのは王者による圧倒的勝利か、挑戦者による天地変動か。
今後数年のUFCの活動方針をも左右する試練の一戦となりそうです。
ミドル級
マイケル・ビスピンvs.アラン・ベルチャー
共にコンテンダーとしての重要な一戦に敗北、出直しを図る2人の対戦。イギリスMMA史上最強の男であるビスピンと、ルーファスポートの万能機関銃ベルチャー。技術の豊富さではビスピン、一つ一つの破壊力ではベルチャーか。
ヘビー級
ロイ・ネルソンvs.シーク・コンゴ
米大陸最強の太っちょ『ビッグカントリー』ネルソンさんが登場、フランスMMAヘビー級の古豪コンゴさんと対戦。
ライトヘビー級
フィル・デイビスvs.ヴィニシウス・"ペザォン"・マガリャイス
共に確かな実力を見せた者同士の一戦。前戦で『ミスター・ワンダフル』デイビスはプラドに、ペザォンはUFCデビュー戦でポクラヤツにそれぞれ一本勝ちしました。
ライト級
ジム・ミラーvs.パット・ヒーリー
メインカード一番手を務めるのは燻し銀の関節職人、『UFCの名勝負製造機』ミラーvs.不屈の試合巧者、『SFの名勝負製造機』ヒーリー。本能の赴くまま一気に極めるミラーと、タフネスと確かな技術力で確実に切り崩していくヒーリーというマッチング。
[PRELIMINARY CARD]
ライト級
ルスタン・ハビロフvs.ヤンシー・メディロス
豪快なスープレックスKOが記憶に新しいハビロフとSF参戦組のメディロスの対戦。
ライトヘビー級
オビンス・サンプルーvs.ジャン・ビランテ
SF組対決。ハイチの剛腕OSPと北部アメリカの元ROC王者ビランテの対戦。
女子バンタム級
サラ・マクマンvs.シーラ・ギャフ
女子MMA第3戦。アテネ五輪銀メダリストのマクマンがいよいよメジャー登場。欧州の突貫ファイター、ドイツ人の『ブルドッグ』ギャフと対戦。
バンタム級
ブライアン・キャラウェイvs.ジョニー・ベッドフォード
水垣に僅差の判定で敗れたキャラウェイが代役出場で怪物ベッドフォードと対戦。
ベッドフォードはTUF14出身で現在2連続KO勝利。完成度の高いMMAスタイルを持ち安定感があります。
フェザー級
レオナルド・ガルシアvs.コーディー・マッケンジー
拳闘士ガルシアがフェザー級転向2戦目の長身マッケンジーと対戦。
ウェルター
ニック・カトーンvs.ジェームズ・ヘッド
共に前戦では手痛い敗戦を喫している両者。生き残りを懸けたサバイバルマッチでしょうか。
フェザー級
ティーブン・サイラーvs.カート・ホロボー
TUF14出身のサイラーとSF組のホロボーが対戦。ホロボーにとってはヒーリー戦の敗戦を覆す試合内容が求められるでしょう。
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『GRACHAN 9』 4月29日、日本、東京 [ディファ有明]
 『GRACHAN(グラチャン)』はプロとストリート系アマチュアの境界線上のような独自の魅力を持つ日本有数のケージ団体です。
 注目はケージの広さ。現在日本でここまで広いケージを母体とするMMA団体は少なく、レベル差はあるもののコンスタントに日本選手のケージ際の攻防が見られるのはとても新鮮です。
 まだ発展途上の段階ですが、これまでの日本MMAにない挑戦的な試みを多く行っているのが魅力ですね。

バンタム級タイトルマッチ
友田隆志vs.中村謙作
バンタム級トーナメント覇者の友田が初防衛戦。トーナメント出場者の夜桜に勝利した中村が挑戦します。完成度の高いケージMMAスタイルを持つ友田に、抜群のTDスキルを持つ中村はどう挑むのでしょうか。
ライト級
ジョナサン・ゲーリーvs.TOSHI(原田敏克)
2月のグラディエーターでライト級王座を防衛したマッハ門下のTOSHIと、多くの日本団体に参戦経験のある「黒船」ゲーリーが対戦。
バンタム級
若菜千明vs.夜桜龍爾
トーナメントで共に王者友田に敗れている両者。ハード・ストライカー同士による幻の決勝カードが組まれました。打撃戦は必至!?
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『イベント名』 月日、会場

階級
赤コーナーvs.青コーナー

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アメリ
南アメリカ
アジア&オセアニア
ヨーロッパ
アフリカ
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