クロネコMMA図書館🐾

ミックスドマーシャルアーツ(MMA)という格闘スポーツについて、コラムや試合レビューを書いています。

2014年2月の地域別MMA大会②【アフリカの獅子メインハート、全弾ヒット秒殺KOで王座防衛!】


UFCBellator意外のMMA大会を載せてます。

※文字数オーバーのため記事を分割しました。
前の記事はこちら→から!!


Legacy FC 28 ~Bush vs. Cleveland~
2月21日(金) アメリカ(テキサス) カウボーイ・ダンスホール大会
カテゴリー アメリカ南部



バーバ・ブッシュ(ブラゾス・バレーMMA
ミシシッピ出生テキサス(カレッジステーション)出身 28歳 "ザ・ファイティング・テキサス・アギー"
現LFCミドル級チャンピオン(防衛0回)
vs.
ラキム・クリーブランド(ラウンド・キック・ジム)
テキサス(デイトン)出生アイオワ(デモイン)出身 24歳 ""
[ミドル級 185lb 5分5ラウンド LFCミドル級チャンピオンシップ(防衛戦)]
[勝者 バーバ・ブッシュ 2ラウンド サブミッション(リアネイキッド・チョーク) LFCライトヘビー級王座防衛(1回目)]
ブッシュがテイクダウンからポジショニングをキープし、パウンド&関節技で攻めていく展開に。ラキムは一瞬の隙をつき鉄槌を放つなどパワーの高さを見せましたが、2ラウンドにリアネイキッドチョークが極まり力尽きタップ。ブッシュがラキムの爆発力を完封し防衛を果たしました。

デイモン・ジャクソンオクタゴンMMA
テキサス(ダラス)出身 25歳 "ザ・リーチ"
vs.
ハンター・タッカー(ジャクソンズMMA
ニューメキシコアルバカーキ)出身 28歳 ""
[フェザー級 145lb 5分3ラウンド ]
[勝者 デイモン・ジャクソン 2ラウンド サブミッション(リアネイキッド・チョーク)]
無敗の新鋭ジャクソンがテイクダウンを決めタッカーを消耗させると、2Rにバックパウンドからリアネイキッドチョークで極めて勝利しました。

コズモ・アレシャンドリ(ブラックジリアンズ/ジャコ・ハイブリッド・トレーニングセンター)
ブラジル出身 31歳 "グッド・ボーイ"
vs.
レイ・トゥルヒーロ(ブラッドラインMMA
テキサス(ヒューストン)出身 32歳 "ザ・ウォリアー"
[ライト級 155lb 5分3ラウンド ]
[勝者 コズモ・アレシャンドリ 1ラウンド TKO(膝蹴り&パンチ連打)]
トゥルヒーロはテイクダウンを仕掛けようとするも一回り体格差のあるコズモに思うように手が出せず。コズモはパワーのある打撃でトゥルヒーロを追い込み、最後は強烈なクリンチニーでダウンさせパウンドアウト。文字通り規格の違う強さを見せました。
試合に敗れたトゥルヒーロですが、試合後にガールフレンドにプロポーズ!!彼女から「イエス」の返事をもらい結婚しました。おめでとーー!!

マット・ロザーノ(チーム・トータル・ドミネ-ション)
ペンシルバニア(レッドライオン)出身 25歳 ""
vs.
ダマッシオ・ページ(ジャクソンズMMA
ニューメキシコアルバカーキ)出身 31歳 "ジ・エンジェル・オブ・デス"
[キャッチウェイト 130lb 5分3ラウンド ]
[勝者 ダマッシオ・ページ 2ラウンド TKO(パンチ連打)]
強打を振るい圧力をかけ続けたページが2Rにテンプルを打ちダウンを取り、そのままパウンドを打ち続けレフェリーストップ。ページの獰猛な勝負勘が光る試合でした。

イーライ・タメズオクタゴンMMA
テキサス(ロウレット)出身 28歳 "ザ・トマホーク"
vs.
ニルソン・サラス(テキサス・ファイティング・シンジケート)
テキサス(ダラス)出身 30歳 ""
[バンタム級 135lb 5分3ラウンド ]
[勝者 イーライ・タメズ 3ラウンド 判定3-0]
強打のタメズと刺していくサラスという両者一歩も引かない熱い打撃戦に。テイクダウンも取り強打を当てていったタメズが判定で接戦を制しました。地元テキサス出身の二人による熱戦に会場も熱狂!

エヴァン・トンプソン(チーム・ピッチ・ブラック)
テキサス(ダラス)出身 29歳 "ザ・タイタン"
vs.
アレン・ネルソン2世(ブルー・タイガーMMA
テキサス(サンアントニオ)出身 38歳 ""
[ミドル級 185lb 5分3ラウンド ]
[勝者 エヴァン・トンプソン 3ラウンド 判定3-0]
UFCウェルター級ファイター、スティーブン・トンプソン実弟であるエヴァンが回転蹴りなど広いリーチの打撃で距離を支配し判定勝ち。


VTJ 4th ~Vale Tudo Japan~
2月23日(日) 日本(東京都) 大田区総合体育館大会
カテゴリー 東アジア


山口守(ヤマグチ・マモル)(シューティングジム横浜)
日本(神奈川県 横浜市)出身 36歳 "マモル"
vs.
シーザー・スクラヴォス(チーム・スクラヴォス
アイダホ(ボイジー)出身 31歳 "リトル"
[フライ級トーナメント1回戦 125lb 5分3ラウンド ]
[勝者 シーザー・スクラヴォス 1ラウンド サブミッション(リアネイキッド・チョーク)]
広い制空権と速攻力が持ち味のウェスタンファイター、スクラヴォスが初来日。
マモルから粘り強くテイクダウンを取り、一気に絞め落として完全一本勝利で準決勝進出。

カナ・ハイエットボディショップ・フィットネスチーム)
ハワイ出生カリフォルニア出身 32歳 "ジ・ワンマン・ライアット"
vs.
フレディ・アルティーガ(ツイスティッド・ジェネティクス)
アイダホ(ボイジー)出身 29歳 "リル・マン"
[フライ級トーナメント1回戦 125lb 5分3ラウンド ]
[勝者 カナ・ハイエット 3ラウンド 判定3-0]
回転の速いフックが持ち味のハワイアン・パンチャー、ハエイットが打撃戦を制し準決勝進出。
対戦者アルティーガは敗れたものの積極性と展開の速さが魅力的で、ここで消費してしまうのは惜しい選手でした。

佐々木佑太(ササキ・ユウタ)和術慧舟會駿河道場)
静岡県出身 24歳 "佐々木憂流迦(ウルカ)"
修斗環太平洋フェザー級チャンピオン(防衛0回)
vs.
石原暉仁(イシハラ・アキヒト)(直心会)
日本(鹿児島県 大島郡)出身 22歳 "石原夜叉坊(ヤシャボウ)"
[バンタム級 135lb 5分3ラウンド ]
[勝者 "佐々木憂流迦 2ラウンド サブミッション(リアネイキッド・チョーク)]

EFC Africa 27 ~Mynhardt vs. Naumann~
2月27日(木) 南アフリカ(ハウテン) カーニバルシティ大会
カテゴリー 南アフリカ



リオン・メインハート(チームCIT)
南アフリカ(ハウテン プレトリア)出身 30歳 "ジ・アイアンライオン"
EFCAライト級チャンピオン(防衛0回)
vs.
フレデリック・ノーマン(ガッツ&グローリーMMA
南アフリカ(リンポポ ポロクワネ)出身 30歳 "ニンジャ"
[ライト級 155lb 5分5ラウンド EFCAライト級チャンピオンシップ(防衛戦)]
[勝者 リオン・メインハート 1ラウンド KO(パンチ) EFCAライト級王座防衛(1回目)]
ムエタイスタイルの現王者メインハートがフック、アッパー、フックを一方的にヒット。次々とダウンを奪い圧巻の秒殺KO勝利で初防衛に成功しました。

エンカジムーロ・ズールー(タップアウト・アカデミー)
南アフリカ(ハウテン ヨハネスブルグ ノースクリフ)出身 23歳 ""
vs.
チャーリー・ヴェイアー(ファイト・ライトMMA
南アフリカ(ハウテン ヨハネスブルグ クレイグホール)出身 31歳 "シルキー・スムース"
[バンタム級 135lb 5分5ラウンド EFCAバンタム級チャンピオンシップ(初代王座決定戦)]
[勝者 エンカジムーロ・ズールー 1ラウンド TKO(パンチ連打) EFCAバンタム級王座戴冠]
長いリーチから破壊力のある打撃を放つズールーと、一気に踏みこみパンチを振るうヴェイアー。打撃戦から組みに行くとズールーがマウント奪取。ボトムから攻めを試みたヴェイアーでしたが、ズールーの強烈な肘打ち&パウンドで動きが止まりレフェリーストップ。
ズールーが初代バンタム級王者となり、階級転向を発表した元フェザー級王者デマルテ・ペナとのチャンピオンシップが決定しました。

ドナヴァン・ホーキー(ブラザーズ・オブ・デストラクション)
南アフリカ(クワズール・ナタール ダーバン)出身 30歳 "バン・バンズ"
vs.
ドゥリカス・ドゥ・プレスィ(チームCIT)
南アフリカ(ハウテン プレトリア)出身 20歳 "スティルノックス"
[ミドル級 185lb 5分3ラウンド ]
[勝者 ドゥリカス・ドゥ・プレスィ 1ラウンド TKO(肘打ち&パンチ連打)]
3連勝中の新鋭、ドゥ・プレスィがポジショニングで圧倒。ホーキーも裸締めを狙うものの、最後はドゥ・プレスィのマウントからの肘打ち連打でレフェリーストップ。

PXC 42 ~Kim vs. Misech~
2月28日(金) グアム(マンギラオ) UOGフィールドハウス大会
カテゴリー ミクロネシア



キム・ジャンヨン/김 장용(コリアン・トップチーム)
韓国出身 29歳 "ザ・ビースト"
PXCフェザー級チャンピオン(防衛0回)
vs.
トビー・ミセック(BJ・ペンズMMA/ボスMMA
ハワイ(ヒロ)出身 歳 "2(ツー)・クイック"
[フェザー級 145lb 5分5ラウンド PXCフェザー級チャンピオンシップ(防衛戦)]
[勝者 キム・ジャンヨン 2ラウンド サブミッション(キムラ) PXCフェザー級王座防衛(1回目)]
PXC二人目の韓国王者ジャンヨンが一撃狙いで襲い掛かるミセックの強打をかわしながら確実に打撃をヒットさせていき、フックでダウンを取ってから寝技でキムラを極めて完全勝利で初防衛に成功しました。

M-1 Challenge 45 ~Smoldarev vs. Delija~
2月28日(金) ロシア(サンクトペテルブルク) アトモスフィラ・ショーホール大会
カテゴリー 東ヨーロッパ(ロシア)



デニス・スモルダレフアレクサンドル・ネフスキー・チーム)
エストニア(ナルヴァ・ヨエス)出身 22歳 ""
vs.
アンテ・デリヤグラディエーター・チーム)
クロアチア(ドゥブロブニク)出身 23歳 "ウォーキング・トラブル"
[ヘビー級 265lb 5分3ラウンド ]
[勝者 デニス・スモルダレフ 2ラウンド サブミッション(口頭ギブアップ)]
無敗のエストニアン、スモルダレフがデリヤのテイクダウンを切りパンチとポジショニングで優勢に。ヒールホールドで逆転を狙うデリヤだがトップを取られ、パウンド連打からのキムラで苦悶の声を上げたのを見てレフェリーストップ。スモルダレフのパワーを印象付ける試合でした。

ムーサ・ハマナエフ(レギオン・ファイトチーム)
ロシア出身 26歳 ""
M-1 Globalライト級チャンピオン(防衛1回)
vs.
ウラジミール・ニコラエフパトリオット
ウクライナ(ドネプロペトロフスク)出身 23歳 ""
[ライト級 155lb 5分3ラウンド ]
[勝者 ムーサ・ハマナエフ 2ラウンド TKO(パンチ連打)]
ハマナエフがテイクダウン&パウンド連射でニコラエフにつけ入る隙を与えずワンサイドで試合を支配し、2Rに動きの止まったニコラエフをみてレフェリーストップ。パウンドのキレを見せてハマナエフが完勝。

ラシッド・ユスポフ(所属)
ロシア(クラスノダール ソチ)出身 22歳 ""
vs.
シャーリズ・アンドラージ(チーム・ドゥカ)
ブラジル(パライバ ジョアン・ペソア)出身 33歳 "グレイシー"
[ライトヘビー級 205lb 5分3ラウンド ]
[勝者 ラシッド・ユスポフ 3ラウンド 判定3-0]
アンドラージのテイクダウンを切り続けてパウンドとキックで攻め続けたユスポフがポイント差をつけて判定勝利。

アレクサンドル・ブテンコ(オプロット・チーム)
ウクライナ出身 27歳 "アイアン・キャプチャー"
vs.
ニコ・プハッカエスポーン・ケハハイト)
フィンランド出身 34歳 ""
[ライト級 155lb 5分3ラウンド ]
[勝者 アレクサンドル・ブテンコ 3ラウンド 判定3-0]
1Rはプハッカが上を取るもブテンコがガードから鉄槌を打ち込み続ける展開。2Rからは組み際の対応力で差をつけたブテンコがパウンドで攻め続ける。プハッカはボトムから関節技を仕掛けるも取り切れず、時間いっぱいでブテンコが判定勝利。

イリヤ・ドーデルキン(所属)
ロシア(サンクトペテルブルク)出身 24歳 ""
vs.
ネナド・アヴラモーヴィチ(クリメント・クラブ)
セルビア出生スペイン出身 28歳 "ニーノ"
[ライト級 155lb 5分3ラウンド ]
[勝者 イリヤ・ドーデルキン 2ラウンド サブミッション(トライアングル・チョーク)]
テイクダウンを取り仕掛けるニーノにラバーガードから三角締めをトライするドーデルキン。1度は耐えたニーノだったが2Rの三角締めが極まりタップ。ドーデルキンが苦戦しながらもしっかりと一本勝ち。

Titan FC 27 ~Ricci vs. Gurgel~
2月28日(金) カンザスカンザスシティー) メモリアル・ホール大会
カテゴリー アメリカ中西部


マイク・リッチ(トライスター・ジム)
カナダ(ケベック モントリオール)出身 27歳 "ザ・マーシャン(火星人)"
TUFシーズン16トーナメント準優勝(2012)
vs.
ジョージ・グージェル(チーム・グージェル)
ブラジル(セアラー フォルタレザ)出生オハイオ(ウェストチェスター)出身 37歳 "ザ・ガーディアン"
[ライト級 155lb 5分3ラウンド ]
[勝者 マイク・リッチ 1ラウンド TKO(グラウンドパンチ&エルボー)]
テイクダウンを取ったリッチがトップからパウンド連射。グージェルのガード外からポスチャーで抑え、パンチとエルボーで圧勝。引き込めなかったグージェルから世代の技術差を感じさせた一戦でした。

マシュー・リドル(スローダウン)
ペンシルバニア(アレンタウン)出生テキサス(デルリオ)出身 28歳 "ディープ・ウォーターズ"
vs.
ミハエル・カイパー(コンバットスポーツ・アカデミー・ホーランド)
オランダ(ロッテルダム)出生(ティルブルフ)出身 24歳 "ジュードー"
[ミドル級 185lb 5分3ラウンド ]
[勝者 マシュー・リドル 2ラウンド サブミッション(ギロチン・チョーク)]
リドルがアンダーフック&ダブルレッグでテイクダウンを狙い、ボトムからもアームバー等積極的に極めを狙う。2Rにはバック→マウントでカイパーのガスタンクを枯渇させ、引き込みからのギロチンで完勝。リドルが寝技のキレを証明しました。

エリック・マリオット(K2Lグラインドハウス
ミズーリ(リーズ・サミット)出身 27歳 "ザ・マシーン"
vs.
カート・ホロボーグレイシー・ユナイテッド)
ルイジアナ(デナム・スプリングス)出身 27歳 ""
[フェザー級 145lb 5分3ラウンド ]
[勝者 カート・ホロボー 3ラウンド 判定3-0]
クリンチ&ファイトで真っ向勝負を挑む両者。打撃の回転と寝技のポジショニングで上回ったホロボーが貫禄のフルマーク勝利。

ケビン・クルーム(ヒューレット・ハウスMMA
ミズーリ(コロンビア)出身 26歳 "ザ・ハードヒッティング・ヘルボーイ"
vs.
ブライアン・ゴールズビー(チーム・ジョージ・グージェル)
ジョージア(メーコン)出身 31歳 ""
[バンタム級 135lb 5分3ラウンド ]
[勝者 ケビン・クルーム 3ラウンド 判定3-0]
スタンドワークで打撃のヒットを集めたゴールズとテイクダウンで確実にポイントを取ったクルーム。両者見せ場を作りながらも拮抗した試合。愚直に攻め続けたクルームが判定勝利。

アンソニー・グティエレス(K2Lグラインドハウス
ミズーリ(リーズ・サミット)出身 23歳 "シャークバイト"
vs.
チャーリー・ドゥブレー(フリー)
ネブラスカクレタ)出身 25歳 ""
[バンタム級 135lb 5分3ラウンド ]
[勝者 アンソニーグティエレス 1ラウンド サブミッション(トライアングル・チョーク)]
ドゥブレーのテイクダウンに合わせてラバーを取ったグティエレスが、そのまま三角締めでタップを奪い秒殺勝利。




大会名 ~副題~
月日() 国(地域) ○○大会
カテゴリー 


赤コーナー(所属)
出身 歳 ""
vs.
青コーナー(所属)
出身 歳 ""
[級 lb 5分○ラウンド ]
[勝者 名前 ラウンド ]