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ミックスドマーシャルアーツ(MMA)という格闘スポーツについて、コラムや試合レビューを書いています。

2014年3月の地域別MMA大会①【不退転のコクランvs.執念のエスクデロ!ネブラスカの決闘。】


UFCBellator意外のMMA大会を載せてます。

※文字数オーバーのため記事を分割しました。
続きはこちら→から!!


Cage Warriors 65 ~~
3月1日(土) アイルランド(ダブリン) ザ・ヘリックス大会
カテゴリー 西ヨーロッパ



ジョン・マグワイア(ツナミ・ジム)
イングランドケンブリッジシャー ウィズビーチ)出身 30歳 "ジ・ワン"
UFC2勝3敗1SUB
元UCMMAライト級チャンピオン(防衛3回)
vs.
ソール・ロジャース(チーム・コロシアム)
イングランドボルトン ファーンワース)出身 24歳 "ザ・ハングマン"
[ライト級 155lb 5分3ラウンド ]
[勝者 ソール・ロジャース 3ラウンド 判定3-0]
1Rはストレートフックとローキックで有効打を積むロジャースに対し、マグは組み付きからの膝蹴り&テイクダウンを仕掛ける。2Rからロジャースが素早い組みの攻防を制しトップからパンチで削り、マグの三角締めやキムラも凌ぎ判定勝利。寝技で拮抗したロジャースが打撃でマグに差をつけて勝利。

ジャック・メイソン(ツナミ・ジム)
イングランドエセックス チェルムズフォード)出身 31歳 "ザ・ストーン"
vs.
ベニー・アロウェー(フィオレMMA
オーストラリア(クイーンズランド)出身 32歳 "ブランコ"
[ウェルター級 170lb 5分3ラウンド ]
[勝者 ベニー・アロウェー 3ラウンド 判定3-0]
愚直に組み付きテイクダウンを決めるメイソンと、組み際でフックやミドルキックを入れていくアロウェー。ハードな打撃でポイントを取ったアロウェーをジャッジが支持し判定勝利。

アルテム・ロボフ(SBGアイルランド
アイルランド出身 27歳 "ザ・プロスペクト・キラー"
vs.
アレックス・エンランドシックス・センスMMA
イングランドタイン・アンド・ウィア)出身 26歳 ""
[フェザー級 145lb 5分3ラウンド ]
[勝者 アレックス・エンランド 1ラウンド サブミッション(リアネイキッド・チョーク)]
スタンドで威嚇しながら圧力をかけていくロボフをシングルからしつこく組み続けテイクダウンしたエンランドが、バックから裸締めを極めて完勝。

デミアン・ルーニー(チーム・トーレスMMA
アイルランド(ダウン ニューリー)出身 29歳 "ザ・レージ"
vs.
ブライアン・クレイトン(ヘルス,フィットネス&ファイト・ソリューション)
イングランド(レンスター リバプール)出身 26歳 "ザ・ビッグバッド・ウルフ"
[キャッチウェイト 130lb 5分3ラウンド ]
[勝者 デミアンルーニー 2ラウンド サブミッション(トライアングル・チョーク)]
ルーニーは遠距離からのローキック&フックで威嚇しながら攻める。クレイトンはパンチとテイクダウンで攻めるも、体格差を利用したルーニーが最後は三角締めで一本勝ち。

ポール・レドモンド(チーム・ライノMMA
アイルランド(ダブリン)出身 27歳 "レザー"
vs.
デミアン・ブラウン(インテグレーテッドMMA
オーストラリア(クイーンズランド)出身 29歳 "ビートダウン"
[ライト級 155lb 5分3ラウンド ]
[勝者 ポール・レドモンド 3ラウンド 判定3-0]
1Rはブラウンがトップを取り肘を落とし、レドモンドがボトムから腕十字などの関節技を仕掛けていくスピーディーな展開に。2Rからレドモンドがブラウンのテイクダウンを連続スプロールしトップを取ると、パウンドや膝蹴りで確実にポイントを取り判定勝ち。レドモンドが組み際で勝り拮抗を崩しての勝利です。


フィリップ・マルピーター(SBGアイルランド
アイルランド(リーシュ ポータリントン)出身 25歳 "ザ・ハニー・バッジャー"
vs.
アルドリ・カサタ(ボクシング・スクワッド)
フランス出身 33歳 ""
[キャッチウェイト 160lb 5分3ラウンド ]
[勝者 フィリップ・マルピーター 1ラウンド TKO(ボディへの膝蹴り&パンチ連打)]
マルピーターがカサタのテイクダウンを切り圧力をかけ続け、金網際で膝立ちのカサタのボディに膝蹴りを叩き込む。これで動きの止まったカサタをパウンドアウトしたマルピーターが完勝。

RFA 13 ~Cochrane vs. Escudero~
3月7日(金) ネブラスカリンカーン) パーシング・センター大会
カテゴリー アメリカ中西部



ダコタ・コクラン(プレミア・コンバットセンター)
ネブラスカオマハ)出身 27歳 ""
RFA3勝1敗1KO2SUB
vs.
エフライン・エスクデロMMAラボ)
メキシコ(ソノラ サン・ルイス・リオ・コロラド)出生アリゾナグレンデール)出身 28歳 "エチョ・エン・メヒコ(メキシコ生まれ)"
TUFシーズン8ライト級トーナメント優勝(2008)
[ライト級 155lb 5分3ラウンド ]
[勝者 ダコタ・コクラン 3ラウンド 判定3-0]
1、2Rはコクランがテイクダウンからポスチャーで抑え込みパウンドを打ち続け、エスクデロはボトムから三角締め、アンクルホールドと関節技を次々トライしていく展開。3R序盤にエスクデロの離れ際のフックがコクランの顎を捉え、一気にバックマウントから裸締め&パンチを打ちまくり反撃。トップを取りかえしたコクランと最後まで関節技を狙い続けたエスクデロ。判定は1、2Rをしっかり取ったコクランが勝利しました。最後まで自分を貫いた両者による素晴らしい試合。

マイルズ・マーシャル(ロンゴリアズ・ブラックベルト・アカデミー)
ネブラスカリンカーン)出身 27歳 ""
vs.
アンドリュー・サンチェズ(フィニーズMMA
ミズーリセントルイス)出身 25歳 "エル・ディルテ"
[ミドル級 185lb 5分3ラウンド ]
[勝者 アンドリュー・サンチェズ 2ラウンド TKO(パンチ連打)]
サンチェズが序盤にスイッチからテイクダウンを取り、ポスチャー&アンクルコントロールからパンチの雨を降らせ、最後はバックマウントで磔にしてパウンドアウト。サンチェズがレスリングでマーシャルに隙を与えずワンサイド勝利。

チディ・エンジョクアーニ(ジャンジラ・ムエタイ/ワン・キックス・ジム/セルジオ・ペーニャBJJ)
テキサス(ダラス)出生ネバダ(ラスベガス)出身 25歳 "チディ・バン・バン"
vs.
クリス・ヒーザリー(バーガーMMA
イリノイ(カホキア)出身 26歳 "スタンプ"
[ウェルター級 170lb 5分3ラウンド ]
[無効試合  1ラウンド 反則の打撃(脊髄への肘打ち)]
ヒーザリーが身長差のあるチディをシングルでキャッチし、残り足を刈って鮮やかにテイクダウン。しつこく削っていくヒーザリーに対し縦肘を落とすチディだが、背骨に直撃しヒーザリーが戦闘不能になり無効試合に。ヒーザリーが気の毒なので反則勝ちにしてほしかったですが…。チディは削られて不用意に反則が出てしまい、精神面での未熟さを見せてしまったか。

ダン・モレット(アライアンスMMA
ミネソタ(マンカト)出身 27歳 "ザ・ヒットマン"
vs.
ルーク・サンダースナッシュビルMMA/MMAラボ)
テネシーナッシュビル)出身 28歳 ""
[フェザー級 145lb 5分3ラウンド ]
[勝者 ルーク・サンダース 3ラウンド 判定3-0]
1Rにモレットのフック&アッパーとレスリングに追い込まれたものの、徐々にパンチを見切り始めたサンダースがテイクダウン&と離れ際のパンチと膝蹴りで巻き返して逆転の判定勝ち。潜在能力の高さを見せたモレットですが、泥臭く粘り強く攻めたサンダースに軍配が上がりました。

ライアン・シェル(プレミア・コンバットセンター)
ネブラスカオマハ)出身 26歳 "ザ・エグゼキュッショナー"
vs.
TJ・ヘップバーングラップラーズ・レアー)
ネブラスカ(カーニー)出身 24歳 "ザ・カーニバル"
[ライト級 155lb 5分3ラウンド ]
[勝者 TJ・ヘップバーン 3ラウンド 判定3-0]
スタンドのロングフックに勝機を見出したいシェルから、這う様な低空ダイブ&力強いテイクダウン連発でトップを取り続けたヘップバーン。ポイント差をつけて盤石の削り勝ち。

デリック・ミナー(プレミア・コンバットセンター)
ネブラスカネブラスカティー)出身 25歳 ""
vs.
オースティン・ライアンズナッシュビルMMA/メンフィス柔道&柔術
テネシーナッシュビル)出身 25歳 ""
[バンタム級 135lb 5分3ラウンド ]
[勝者 デリック・ミナー 1ラウンド サブミッション(アームバー)]
ガードワークから関節技を仕掛けるライアンズと素早く回避しトップを取るミナー。打撃戦になるとミナーの軽いステップから打つフックにライアンズは対応しきれず、1、2、3とフックが顎を捉えダウンを取ったミナーが、そのまま関節技で攻めアームバーでタップアウト。

Road FC: Korea 2 ~Korea vs. Japan~
3月9日(日) 韓国(ソウル) グランドヒルトン・ソウル・コンベンションセンター大会
カテゴリー 東アジア


ONE FC 14 ~War of Nations~
3月14日(金) マレーシア(クアラ・ルンプール) スタジアム・ネガラ大会
カテゴリー 東南アジア



鈴木信達(スズキ・ノブタツ)(武心塾(ぶしんじゅく))
日本(東京都)出身 36歳 ""
vs.
ブロック・ラーソンミネソタ・マーシャルアーツ・アカデミー)
ミネソタ(ブレーナード)出身 36歳 ""
[ウェルター級 170lb 5分5ラウンド OFCウェルター級チャンピオンシップ(初代 空位決定戦)]
[勝者 鈴木信達 5ラウンド 判定3-0 OFCウェルター級王座戴冠(初代)]
鈴木が圧力をかけミドルへの突き蹴り、頭部へのワン・ツーを確実にヒットさせる。ラーソンはサークリングをしながらフックで反撃し、スイッチダイブでテイクダウンを狙う。一挙手一投足が緊迫した攻防のなか、4Rに鈴木の突き蹴りがラーソンの腹にヒットしダウン。ラーソンはスクートから引き込みを誘うが鈴木は徹底しスタンドを要求。そのままスタンドで打撃を当て続けた鈴木が判定でベルトを勝ち取りました。鈴木の執念を感じさせる戦いぶりとチームの的確で速攻性のあるコーナーからの指示で、MMAスポーツで勝つ日本人選手のお手本のような試合を見せてくれました。本当におめでとう!!!!

ケビン・ベリンゴン(チーム・ラカイ)
フィリピン(バギオ・シティー)出身 26歳 "ザ・サイレンサー"
vs.
キム・デファン/김 대환(リヨン・プロモーション/コ・ジェ・ジム)
韓国(ソウル)出身 27歳 "オットギ"
[バンタム級 135lb 5分3ラウンド ]
[勝者 キム・デファン 1ラウンド サブミッション(リアネイキッド・チョーク)]
ベリンゴンが重いフック&ミドルキックを打ち込み、打撃戦からテイクダウンを取りブルドックチョークを仕掛ける。これを脱出したデファンがバックマウントからの肘打ち&パンチで反撃し、最後は裸締めで一本勝ち。

漆谷康宏(ウルシタニ・ヤスヒロ)(トライブ・トーキョー・MMA
日本(愛媛県)出生(東京都)出身 37歳 ""
修斗世界バンタム級チャンピオン(防衛1回)
vs.
アドリアーノ・モライス(コンストリクター・チーム)
ブラジル(ブラジリア)出身 24歳 "ミキーニョ" "ブラック・ダイヤモンド"
元Shooto Brazilフライ級チャンピオン(防衛0回)
[フライ級 125lb 5分3ラウンド ]
[勝者 アドリアーノ・モライス 2ラウンド サブミッション(リアネイキッド・チョーク)]
ミキーニョがフェイントを混ぜながら跳び膝蹴りやストレートで攻め、漆谷がサークリングしながらローキックとフックで牽制する展開。距離を奪い合う神経戦でしたが、2Rにテイクダウンを取ったミキーニョが立ち上がろうとする漆谷を裸締めにワントライで極めタップアウト。総合力で上回ったミキーニョが完勝しました。漆谷も距離の作り方やテイクダウンの防御など、勝利への意志を感じられました。

カマル・シャロルスアメリカン・コンバット・アソシエーション)
イラン(ヘリス)出生バージニア(フォールズ・チャーチ)出身 41歳 "プリンス・オブ・ペルシャ"
vs.
アリエル・セクストンダニエル・グレイシー・チーム/アスレチック・アドヴァンス)
カナダ(BC バンクーバー)出生コスタ・リカ(サンホセ)出身 32歳 "ターザン"
[ライト級 155lb 5分3ラウンド ]
[勝者 カマル・シャロルス 3ラウンド 判定3-0]
シャロルスがハードパンチと豪快なリフトテイクダウンで攻め、セクストンが伸びのあるフックを遠距離から打ち込んでいく展開。2Rよりガスが切れ初めたシャロルスをセクストンが打撃戦で追い込むも、愚直にテイクダウンを取り続けたシャロルスが判定を勝ち取りました。

アンドリュー・リオーネプーケット・トップチーム)
ニューヨーク(コートランド)出生タイ(プーケット)出身 24歳 ""
vs.
小島伸一(コジマ・シンイチ)(リバーサルジム横浜グランドスラム
日本(神奈川県 横浜市)出身 35歳 "BJ(ビージェー)"
修斗バンタム級チャンピオン(防衛3回)
[フライ級 125lb 5分3ラウンド ]
[勝者 アンドリュー・リオーネ 3ラウンド 判定3-0]
リオーネがフックをヒットさせながらテイクダウンを取り、肘打ち&膝蹴りを打ち込み小島のガスを削っていく。小島のスプロールもスクランブルで返したリオーネレスリングでポイント差をつけて完勝。

M-1 Challenge 46 ~Tybura vs. Grabowski~
3月14日(金) ロシア(サンクトペテルブルク) ユビレイニ・スポーツプレイス大会
カテゴリー 東ヨーロッパ(ロシア)



ヴィクトル・ネムコフ(レッドデビル・スポーツクラブ)
旧ソ連カザフスタン)出生ロシア(ベルゴロド)出身 27歳 ""
M-1 Globalライトヘビー級チャンピオン(防衛0回)
vs.
シュテファン・プッツ(所属)
ドイツ(ミュンヘン)出身 26歳 ""
現Respect FCライトヘビー級チャンピオン(防衛1回)
マーシオ・クルーズの欠場による代役出場
[ライトヘビー級チャンピオンシップ(防衛戦) 185lb 5分5ラウンド ]
[勝者 シュテファン・プッツ 5ラウンド 判定2-1 M-1 Globalライトヘビー級王座戴冠]
プッツが長身を活かして圧力をかけ、ネムコフが距離を取りつつカウンターを返していく展開。1Rにネムコフがテイクダウンを奪うと、ギロチンチョーク、三角締め、腕十字をトライ、ほぼ形が極まりかけるも暴れるプッツが脱出する。ネムコフは跳腰や足払いで見事にテイクダウンを取りトップを取りパウンド&キムラで攻め、プッツも隙を逃さず立ち上がり右フック&クリンチニーをヒットさせていく。プッツがダメージ覚悟で直向きに圧力をかけクリンチニー&トップポジションを取り、ネムコフは体力を消耗しながらもカウンターのアッパー、リバースからのトップ奪取で反撃する。互いに優勢の場面を作った試合は、最後まで攻め続けたプッツがジャッジ2名の支持を得て勝利。代役出場のプッツがアップセットを起こし新王者になりました!!

コンスタンティン・グルホフ(アルファ・ジム)
ラトビア(リーガ)出身 34歳 "ラーチプレーシス"
vs.
ケニー・ガーナーアメリカン・トップチーム
フロリダ(ポート・セントルーシー)出身 39歳 "デュース"
M-1 Globalヘビー級チャンピオン(防衛0回、統一戦1回(暫定防衛2回))
[ヘビー級 265lb 5分3ラウンド ]
[勝者 コンスタンティン・グルホフ 3ラウンド 判定3-0]
じりじりと前進し右フック&テイクダウンで攻めたガーナーと、縦構えで距離を取りつつミドル&ワン・ツーのフックでヒットを集めたグルホフ。打ち合いで確実にガーナーの顔面を捉え続けガーナーを何度もフラッシュダウンさせたグルホフがポイントを確実に取って判定勝ち。ガーナーはグルホフのパワーに押しきられてしまう場面もあり、年齢的にも厳しい選択をする時期に来ているのかもしれません。

アナトリー・トーカフ(アレクサンドル・ノフスキーOEMK)
ロシア(チュメニサハリン トボリスク)出身 24歳 ""
vs.
アルベルト・ドゥラエフ(ベルクート)
ロシア(ボルゴグラード)出身 25歳 ""
[ミドル級 185lb 5分3ラウンド ]
[勝者 アナトリー・トーカフ 1ラウンド TKO(パンチ連打)]
トーカフがオーバーフックから足払いでテイクダウンに成功。ドゥラエフはボトムから腕十字にトライするなど反撃するも、凌いだトーカフがハーフサイドを取る。トーカフはハーフサイドを維持しキムラ、右パウンドと攻める。シングルに組もうとするドゥラエフだが、膝立ちになったトーカフの右の鉄槌がヒットし、パウンドアウト。トーカフが流れるような攻めをみせ完勝です。

パヴェウ・ヴィトルーク(アレクサンドル・ノフスキーMMA
ウクライナ(スタハノフ)出身 24歳 ""
vs.
クレイトン・サントス(所属)
ブラジル出身 32歳 ""
[フェザー級 145lb 5分3ラウンド ]
[勝者 パヴェウ・ヴィトルーク 1ラウンド サブミッション(パンチ連打によるギブアップ)]
サントスがブラジリアン・キックのスタンスから打撃を狙う。ヴィトルークがステップインから右フックをヒットさせ前進すると、サントスは引き込んでインサイドガードに。ヴィトルークはポスチャーアップのまま移動、サントスの頭を金網に固定させ、右レバー&胸への肘打ちを打つ。ガードからの仕掛けを封じ密着からの肩パンチ&右パウンドで消耗させ、グラウンド&パウンドで一本勝ち。12連勝無敗のヴィトルークが強靭なパワーを見せ完勝ました。サントスは脇腹を抑え苦悶の表情。ややグラウンドでの対応力に差があったかもしれません。


ズルフィカール・ウスマノフ(K4)
ロシア(サンクトペテルブルク)出身 34歳 ""
vs.
アルチョーム・ダムコフスキー(アカデミーMMA
ベラルーシミンスク)出身 29歳 ""
M-1 Globalライト級チャンピオン(防衛0回)
[キャッチウェイト 159lb 5分3ラウンド ]
[勝者 アルチョーム・ダムコフスキー 3ラウンド 判定3-0]
ウスマノフが連続フックからテイクダウンを狙い、ダムコフスキーがスプロールで凌ぎながら左突きと右ローキックをヒットさせていく展開。2Rと3Rにダウンを取ったダムコフスキーがポイントを引き離して勝利。

SHOOTO ~2nd Round 2014~
3月16日(日) 日本(東京) 後楽園ホール大会
カテゴリー 東アジア


佐々木信治(ササキ・シンジ)総合格闘技道場バースト)
日本(広島県 福山市)出身 33歳 ""
修斗環太平洋ウェルター級チャンピオン(防衛0回)
vs.
大澤伸光(オオサワ・ノブミツ)津田沼道場)
日本(千葉県)出身 27歳 "大尊(タイソン)伸光"
修斗インフィニティ・トーナメント ウェルター級優勝(2013)
[修斗環太平洋ウェルター級チャンピオンシップ(防衛戦) 155lb 5分3ラウンド ]
[勝者 大尊伸光 2ラウンド TKO(パンチ連打) 修斗環太平洋ウェルター級王座戴冠]
タイソンが左ジャブから右のオーバーハンドフックをヒットし、佐々木が左ジャブを返していく激しい打撃戦に。2Rにタイソンがパンチの回転数を上げ、アンダーフックから反り投げでテイクダウン。佐々木がラバーガードで凌ぎ、打撃戦に戻ると互いの左フックがクロス。タイソンのパンチがカウンター気味にヒットし佐々木がダウン。そのままパウンドアウトしたタイソンがベルトを手に入れました。インフィニティシリーズからついに王者が誕生!!

小野島恒太(オノジマ・コウタ)(コンバット・ワークアウト・ダイヤモンズ)
日本(東京都)出身 30歳 ""
vs.
根津優太(ネヅ・ユウタ)和術慧舟會東京道場)
日本(東京都)出身 32歳 ""
[修斗環太平洋フェザー級チャンピオンシップ(空位決定戦) 132lb 5分3ラウンド ]
[勝者 根津優太 3ラウンド 判定3-0 修斗環太平洋フェザー級王座戴冠]
根津の左右のローキックと小野島のインロー&フックがヒットし合う一定距離を保った打ち合いが展開。互角の拮抗した試合は、根津のテイクダウン&クリンチニーの手数と攻めの姿勢が評価され判定勝利。

正城悠樹(ショウジョウ・ユウキ)(クロスワンジム湘南)
日本(神奈川県 鎌倉市)出身 33歳 "正城ユウキ"
vs.
内藤禎貴(ナイトウ・ヨシタカ)パラエストラ松戸)
日本(千葉県)出身 28歳 "内藤のび太"
[フライ級 115lb 5分3ラウンド ]
[勝者 内藤のび太 3ラウンド 判定3-0]
正城がアンダーフックからの膝蹴り&ストレートをヒットさせ、内藤のテイクダウンをスプロールし封じていく。内藤は果敢にテイクダウンをトライしつつ、打撃戦で確実にパンチを避け左フックを的確にヒットさせる。3Rに内藤が正城のスプロールを横に崩し、シングルで捉え足を刈ってテイクダウンに成功。正城は立ち上がるも内藤のシングルでバランスを崩し横に転倒。内藤が肩&ボディに膝蹴りを入れポイントを確実に取り判定勝ち。内藤が得意のダブルレッグダイブを切られながらも粘り強いテイクダウンと高い集中力を見せ逆転勝利。次期挑戦者に名乗りを上げました。

Legacy FC 29 ~Garcia vs. Howell~
3月21日(金) オクラホマ(タルサ) ハード・ロック大会
カテゴリー アメリカ南部



ポール・ブエンテロ(グラッジ・トレーニングセンター/バストスBJJ/ヘッドハンターMMA
テキサス(アマリロ)出身 40歳 "ザ・ヘッドハンター"
元KOTCヘビー級チャンピオン(防衛1回)
vs.
マイロン・デニス(アカデミー・オブ・マーシャルアーツ/グリーン・ストレングス)
オクラホマオクラホマ・シティ)出身 24歳 ""
[LFCライトヘビー級チャンピオンシップ(空位決定戦) 205lb 5分5ラウンド ]
[勝者 マイロン・デニス 5ラウンド 判定2-1 LFCライトヘビー級王座戴冠]
ブエンテロが左ジャブ&右ストレート&アッパーのコンビネーションをヒットさせながら前進し、デニスが距離を取りながらロー&ミドルキックと左右のワン・ツーをヒットさせていく展開。互いに打たれれば打ち返し出入りを探り合う打撃戦が5Rに渡り続きました。3Rにデニスがパンチを連続ヒットさせた以外はほぼ互角。ジャッジ2名がパンチをガードしながら打撃でポイントを重ねたデニスを支持。デニスが僅差の打撃戦を制し新王者となりました。

ジョナサン・ブルーキンズグレイシー・バーハ・オーランド/トライスタージム)
オレゴンポートランド)出生フロリダ(オーランド)出身 28歳 ""
TUFシーズン12ライト級トーナメント優勝(2010)
vs.
コーディ・ファラーブラックロックス・ヴァーリトゥード)
オクラホマ(タルサ)出身 25歳 ""
[フライ級 125lb 5分3ラウンド ]
[勝者 ジョナサン・ブルーキンズ 2ラウンド サブミッション(リアネイキッド・チョーク)]
ブルーキンズがアンダーフックからバックを取りチョークを狙い、ファラーは脱出しアップキックからスイープ、バックを取りかえす。ブルーキンズがチョークを解き再びバックを取るがブレイク。打撃戦ではブルーキンズが長い手足から右の返しフック&空手蹴りをヒットさせ、ファラーも左右のフックを当て応戦。ファラーがテイクダウンを狙うもブルーキンズがスプロール&スイープで上に。一旦離れ打撃戦になり、ファラーのワン・ツーとブルーキンズのハイキックがヒット。ブルーキンズが再びスプロールで封じ、下からスイープを狙うファラーをサイドバックで抑え首を取ると、そのまま裸締めを極めて一本勝ち。フェザー級から二階級下のフライ級に転向したブルーキンズが、テクニカルで鮮やかな寝技を魅せ完勝しました。

トーマス・ロングエーカー(チーム・サンダー)
オクラホマ(タルサ)出身 36歳 "サンダー・キック"
vs.
クリス・ペセロアメリカン・レボリューションMMA
テキサス(コーパスクリスティ)出身 27歳 "ザ・エニグマ"
[ライト級 155lb 5分3ラウンド ]
[勝者 クリス・ペセロ 3ラウンド 判定3-0]
ペセロがローキックをヒットさせワンツーを狙い、LAがローに合わせてカウンターフック&テイクダウンで攻めていく。LAが力強い左フック&右ストレートをヒットさせて、ペセロのキックの間合いを封じていく。2RにペセロがパンチをガードしてLAの前足にローキックを集中砲火。距離を作ってからオーバーヘッド・ハイキックをテンプルにヒットさせダウンを取る。LAは接近してパンチを振っていくがペセロはガードし、前蹴りや足首蹴りで距離を作りLAのダッキングにも左ジャブを合わせていく。LAはテイクダウンを取っていくが攻め切れず、ペセロがサイドからスイープを決め、マウントも取って逆転の判定勝ち。

アンドリュー・タッドハンター(クリンチ)
オクラホマ(クレアモア)出身 26歳 "ザ・ハンター"
vs.
アート・パーカークリス・ポールマン・空手アカデミー)
オクラホマ(ウェザーフォード)出身 20歳 "ザ・シャーク"
[ミドル級 185lb 5分3ラウンド ]
[勝者 アンドリュー・タッドハンター 1ラウンド サブミッション(リアネイキッド・チョーク)]
ハンターがパーカーのローをキャッチしてテイクダウンに成功。サイドを取り鉄槌や膝で削り、立ち上がろうとするパーカーをスプロール&クリンチで抑え込み逃がさない。ハンターはマウントを取るとパウンドをヒットさせ、背を向けたパーカーに裸締めを極めて一本勝ち。レスリングでパーカーのガスを削り切ったハンターが無傷の完勝。

ジェラッド・スプーン(アペックスBJJ)
オクラホマ(チッカシェー)出身 28歳 ""
vs.
ダニエル・ハーウィンスタイン(ザ・ファクトリー)
オクラホマ(ブロークンアロー)出身 24歳 ""
[フェザー級 145lb 5分3ラウンド ]
[勝者 ジェラッド・スプーン 2ラウンド TKO(パンチ)]
スプーンが左ジャブ&前蹴りで距離を作り、右フックをヒットさせていく。ハーウィは左クロスと右ストレートで応戦するもスプーンは見てかわす。2R序盤にスプーンが懐に入ったハーウィを首相撲で崩して右アッパーをヒット。これでグラついたハーウィの顎に右フックを完全にヒットさせ、右の連打でレフェリーストップ。スプーンがムエタイスタイルの打撃で圧勝。

DEEP 65 ~Impact~
3月22日(土) 日本(東京都 江東区) ディファ有明大会
カテゴリー 東アジア


長谷川賢(ハセガワ・ケン)キングダム・エルガイツ
日本(神奈川県 横浜市)出身 26歳 ""
現DEEPメガトン級チャンピオン(防衛1回)
vs.
中村和裕(ナカムラ・カズヒロ)(チーム・カズ)
日本(広島県 福山市)出身 34歳 "カズ"
現DEEPミドル級チャンピオン(防衛0回)
[メガトン級 無差別 5分3ラウンド DEEPメガトン級チャンピオンシップ(防衛戦)]
[勝者 長谷川賢 3ラウンド 判定4-1]
長谷川が突進し中村をコーナーマットに固定させ、パンチを打ち込んでいく。中村は脱出すると距離をとってジャブ&アッパーを刺していく。2Rに中村がフックをヒットさせるも、長谷川は耐えて前に出続ける。徐々に体力がつきた長谷川ですが、最後まで直向きに攻め続けてジャッジの支持を勝ち取り、防衛に成功しました。

岡野裕城(オカノ・ユウキ)(マッハ道場)
日本(茨城県)出身 27歳 ""
vs.
山宮恵一郎(ヤマミヤ・ケイイチロウ)グラバカ
日本(神奈川県 茅ヶ崎市)出身 41歳 "KEI(ケイ)山宮"
パンクラスライトヘビー級チャンピオン(防衛0回)
[ウェルター級 170lb 5分2ラウンド ]
[勝者 岡野裕城 1ラウンド サブミッション(リアネイキッドチョーク)]
山宮がサークリングしながらジャブを刺していく。岡野が左右の鋭い突きを山宮に連続ヒットさせ、ボディへも打撃を打ち込み押していく。ダブルレッグで引き抜いた岡野がトップから攻め、背中を見せた山宮に裸締めを極めてタップアウト。
岡野がパワーと身長差を活かした鋭い突きで山宮さんに完勝。

赤尾征爾(アカオ・セイジ)(ネックス・スポーツ)
日本(大阪府 大阪市)出身 29歳 "赤尾セイジ"
vs.
石司晃一(イシヅカ・コウイチ)(ブライトネス門馬道場)
日本(東京都)出身 26歳 ""
[バンタム級 135lb 5分2ラウンド ]
[引き分け 2ラウンド 1-0]
両者ともに打撃を打ちながらアンダーフック・クリンチからテイクダウンを狙い合う。赤尾がややフックの連打で優位に進めるも、ジャッジ二名がドロー採点となり引き分け。






大会名 ~副題~
月日() 国(地域) ○○大会
カテゴリー 


赤コーナー(所属)
出身 歳 ""
vs.
青コーナー(所属)
出身 歳 ""
[級 lb 5分○ラウンド ]
[勝者 ○ ラウンド ]