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ミックスドマーシャルアーツ(MMA)という格闘スポーツについて、コラムや試合レビューを書いています。

2014年5月の地域別MMA大会【「笑う弾丸」アルヴィー、熱闘を制しMFCミドル級王座を死守!】


UFCBellator意外のMMA大会を載せてます。

EFC Africa 29 ~Bagattin vs. Fadipe~
5月1日(木) 南アフリカ(ハウテン ヨハネスブルグ) カーニバル・シティー・カジノ&エンターテインメント・ワールド大会
カテゴリー 南アフリカ



ディーノ・バガッティン(スミスズ・ボクシングジム)
南アフリカ出身 32歳 "ザ・ライオン"
EFCAウェルター級チャンピオン(防衛0回)
vs.
ヘンリー・ファディペ(リョーシン・ファイトチーム)
アイルランド(ダブリン)出身 22歳 "ハーキュリーズ"
[EFCAウェルター級チャンピオンシップ(防衛戦) 170lb 5分5ラウンド ]
[勝者 ヘンリー・ファディペ 1ラウンド KO(パンチ連打) EFCAウェルター級王座戴冠]
王者バガッティンは開始からワン・ツーを打ちファディペを下がらせる。ファディペは組み付くと膝蹴りをヒット、一旦離れて再び打撃戦。スーパーマンパンチ等変化をつけるバガッティンに対し、ファディペの返しのパンチが顔をかすめる。突っ込むバガッティンのフックとファディペのストレートが相打ちし、顎の正中に喰らったバガッティンは膝から崩れ落ちダウン。パンチを受け動けないバガッティンを観てレフェリーストップ。
アイルランド出身のRFCAファイター、ファディペがムエタイ型の力強い打撃で完勝し新王者に。

ブレンドン・カッツ(デュランツ・ボクシングワールド/タップアウト・アカデミー)
南アフリカ(JHB ノースクリフ)出身 33歳 ""
vs.
バーレンド・ミーナバー(ワールド・オブ・ウォリアーズ)
南アフリカ(JHB エデンベール)出身 25歳 "BBガン"
[フェザー級 145lb 5分3ラウンド ]
[勝者 バーレンド・ミーナバー 3ラウンド 判定3-0]
クリンチからのスクラウンブルを制しテイクダウンしたミーナバーが、サイドから手堅いトップキープを見せてカッツの脱出を許さない。3R通してコントロールしたミーナバーが手堅く勝利。カッツは抑え込まれほぼ何もできず。

The Hill Fighters 1 ~~
5月1日(木) ブラジル(リオグランデ・ド・スル グラマド) ジョゼ・フランシスコ・ピリーニ体育館大会
カテゴリー ブラジル


郷野聡寛(ゴウノ アキヒロ)(オクシージム・ファイトチーム)
日本(東京都 東久留米市)出身 39歳 "ザ・マジックマン"
vs.
エドゥアルド・ガルヴォン(マルセロ・コスタ・チーム)
ブラジル(パラナ パラナグア)出身 18歳 "マトリクス" "ニック・ディアズ"
[ライト級 154lb 5分3ラウンド ]
[勝者 郷野聡寛 3ラウンド サブミッション(アームトライアングル・チョーク)]
ガルヴォンが圧力をかけ前進、パンチ&ハイキックを打ち込む。郷野は正対しながらディフェンスし、フックとローキックを当て応戦。ガルヴォンが壁際に押し込み、首相撲の膝で攻めるが郷野も膝を返す。郷野が片腕を差しクラッチし、回転投げでテイクダウン成功。2Rは郷野が足関節を仕掛け、倒れたガルヴォンのトップを取りポスチャーアップからパウンド。ガルヴォンは三角&腕十字を狙うも郷野が防御。ブレイクし打撃戦に、郷野はロー、ガルヴォンはバックスピンキックを繰り出す。ガルヴォンが首相撲の膝をヒット、郷野も膝を返し反撃する。3Rは打撃戦が激しさを増す。郷野はジャブでヒットを重ね、ガルヴォンは怯まず前進しフックを振るう。郷野がパンチ&テンカオ、フックとヒット。ガルヴォンもフックを当てアンダーフックで押し込む。郷野の膝蹴りが金的となり中断。バックスピンを見せるガルヴォン、郷野はカウンターでテイクダウンに成功し、肩三角に捉えと肩固め。これが極まってレフェリーストップで郷野が一本勝ち。
入場では現地のチームメイト達と懐かしのアフロダンス(PRIDE武士道UFCで披露)も披露した郷野さんが、ガルヴォンの勢いを封殺し4年弱ぶりの勝利です!!おめでとう!!!!!

アレシャンドリ・フランカ・ノゲイラペケーニョ・チーム/クルージ・ダ・ルタ)
ブラジル(リオデジャネイロ)出身 36歳 "ペケーニョ"
vs.
デニソン・シウヴァ(パラナ・ヴァーリトゥード)
ブラジル(パラナ ベレン)出身 28歳 ""
[フェザー級 146lb 5分3ラウンド ]
[勝者 アレシャンドリ・ペケーニョ 2ラウンド サブミッション(ヒールフック)]
アップライトでローを走らせるシウヴァ、下がりながらフック&前蹴りで返すペケーニョ。シウヴァがボディアッパーをヒットし、組み付いたシウヴァをギロチンに捉えてテイクダウン。ペケーニョはトップからパウンドで抑え込む。2R序盤のシウヴァのフックに合わせてペケーニョがボトムにスイープし、内ヒールフックを極めて一本勝ち。ペケーニョはこれで引き分けを挟んだ5連勝です。

ONE FC 15 ~Rise of Heroes~
5月2日(金) フィリピン(マニラ) SMモール・オブ・アジア・アリーナ大会
カテゴリー 東南アジア



ビビアーノ・フェルナンジス(AMCパンクラチオン
ブラジル(アマゾナス マナウス)出身 34歳 "ザ・フラッシュ"
現OFCバンタム級チャンピオン(防衛0回)
vs.
上田将勝(ウエダ・マサカツ)パラエストラ東京)
日本(京都府)出身 36歳 ""
OFCバンタム級トーナメント優勝(2013)
[OFCバンタム級チャンピオンシップ(防衛戦) 135lb 5分5ラウンド ]
[勝者 ビビアーノ・フェルナンジス 5ラウンド 判定3-0 OFCバンタム級王座防衛(1回目)]
ビビがクリンチで金網に抑え込む。上田がミドルキックで応戦するがビビのダイブ・テイクダウンが成功、パウンドを打ちバックマウントから裸締めをトライし優勢を取る。
2Rは距離を探りながら打撃戦。上田がミドルキックを脇腹にヒットさせ攻める、ビビは右ストレートからパンチ連打と前蹴りを当て反撃する。上田がスピンキックを不発、ビビが片足に取りつき上田を倒す。ヒップスクートからアップキックで上田が防御、オープンガード・ポスチャーからパウンドで隙を窺うビビ。上田が片足テイクダウンを狙うが反転しバックに取りつくビビは裸締めを狙う、上田はもう片足もキャッチしバランスを崩したビビが離れてスタンディングに戻る。パンチの回転数でビビが優勢を取る。
3Rは打撃戦メイン。ビビが距離を詰めワンツー・パンチで上田がダウン。バックに取りつくビビ、上田は金網にもたれて逃れる。ビビが再びパンチを次々ヒット、ボディストレートもヒット。上田のスピンキックにカウンターで合わせてテイクダウンに成功。マウント、バックマウントを取り裸締めをトライ、深く入るが上田は耐える。
4R、ビビがパンチ&ミドルキックをヒットさせ、上田のスピンブローに合わせてテイクダウンを狙う。上田はアンダーフックで堪えて金網際で力を出し合う。スタンディングに戻るとビビがやや失速、上田はヘッドスリップに合わせフック連打、テンカオをヒット。ビビはどっしり構えてパンチで攻める、上田はミドルキックを効果的にヒット。アンダーフックで組み合う両者、上田がボディクラッチしビビを金網にプレス、ビビは反転し押し返すと、ダブルレッグで掴み引き落としてテイクダウン、終盤でハーフから寝技でコントロールに成功。
5R、ビビがパンチ連打で上田を下がらせる。上田はミドルキックをヒットさせ前に出るもビビはパンチを次々ヒットさせ、隙を突きダブルレッグテイクダウン成功。ビビは裸締めをトライ、上田は回転し逃れパンチを打ち込み、ビビは離れててスタンディングに。打撃戦から上田がテイクダウンを狙い、ビビはスプロールで潰して膝蹴りを打つ。上田のミドルキックにビビが合わせてテイクダウン成功。ビビがサイドからパンチ連打、バックマウント&マウントを取り試合終了。
ビビアーノが試合をコントロールし初防衛に成功。

Cage Warriors 68 ~Roberts vs. Wallhead~
5月3日(土) イングランド(マージーサイド リバプール) エコー・アリーナ大会
カテゴリー 西ヨーロッパ(イギリス)


ダニー・ロバーツネクスト・ジェネレーションUK)
イングランド(マージーサイド リバプール)出身 歳 "ホット・チョコレート"
vs.
ジム・ウォールヘッド(チーム・ラフハウス)
イングランド(レスターシャー ラフバラー)出身 30歳 "ジュードー"
[ウェルター級 170lb 5分3ラウンド ]
[勝者 ○ ラウンド ]

Jungle Fight 69 ~~
5月3日(土) ブラジル(サンパウロ イトゥー) ○○大会
カテゴリー ブラジル


ハイネル・シウヴァ(オリオン・ファイト・キャンプ)
アマゾナス出身 28歳 ""
現JFCフライ級チャンピオン(防衛2回)
vs.
ニウド・ナシメント(ホッショ・ストライクチーム)
ブラジル(アマゾナス イガラペー・ミリン)出生(パラー ベレン)出身 歳 "カチャウ"
[JFCフライ級チャンピオンシップ(防衛戦) 126lb 5分3ラウンド ]
[勝者 ニウド・カチャウ 2ラウンド TKO(パンチ連打) JFCフライ級王座戴冠]
カチャウが前足にインローをヒット。ジャッジにマットの異常?を確認するもハイネルは前に出たため一旦中断。ローを当てるカチャウに対しハイネルは跳び膝蹴りからフックを連打。慎重な打撃戦からハイネルがカウンターでフックを当てると、強振を振り回し一気に勝負をかける。カチャウは被弾しながらもパンチを打ち返し、バックステップで避け続ける。ハイネルの連打が顎を捉え、動きの止まるカチャウをテイクダウンしようとするがカチャウが耐える。ダブルアンダークリンチからカチャウの肘打ちと右ストレートがヒットし、ハイネルがふらつく。さらにカチャウのストレートでハイネルの膝が落ちる。カチャウは前に出てローキックで脚を痛めつけに行くが、ハイネルも返しつつ回復を測る。
2Rに移るとカチャウはローで崩しながらじわじわとプレッシャーをかけてパンチをヒット。ハイネルはダメージを負いながらも一気に詰めてフックでKOを狙う。カチャウは防御しながらハイネルの突進に合わせテンプルにフックをヒット。揺らされたハイネルはダウンし、パウンドアウトしたカチャウが新王者になりました。
持ち前の強振フックの嵐で対戦相手を沈めてきた前王者ハイネル。拳の猛攻を受けながらもカチャウが技術と冷静さで見事な反撃を見せて栄冠を手にしました。両者素晴らしい激闘。

ヒヴァウド・ジュニオール(トップライフ・アマゾナス)
ブラジル(アマゾナス マナウス)出身 31歳 ""
vs.
ファビアーノ・シウヴァ・ダ・コンセイサオン(Xジム)
ブラジル(ホライマ ボアヴィスタ)出身 26歳 "ジャカレジーニョ"
[バンタム級 135lb 5分3ラウンド ]
[勝者 ファビアーノ・ジャカレジーニョ 1ラウンド KO(パンチ連打)]
ジャカレジーニョが前進しながらボディにストレートをヒット。下がったジュニオールの放つフックにカウンターでフックを合わせて一撃ダウン、パウンドを叩き込んでフィニッシュ。
6年半ぶりのリベンジマッチに快勝したジャカレジーニョが、王座戦へ一歩前進しました。

ガストン・マンズール(ニゲ・チーム)
チリ(バルパライソ)出身 25歳 ""
vs.
クリスティアン・キニョネス(クレベル柔術
メキシコ出身 18歳 "エル・タイロン"
[バンタム級 135lb 5分3ラウンド ]
[勝者 クリスティアン・キニョネス 2ラウンド TKO(リタイア)]
マンズールが果敢にテイクダウンを狙い、自らボトムに引き込み三角締めや足関節に次々トランジションし攻めていく。キニョネスはパワーでトップを取り返し、打撃戦ではミドル&ハイで距離を取る。1R、2Rともテイクダウンを取るマンズールはオーバーフックで打撃でもポイントを取るが、2R終了時に倒れてドクターストップとなり、タイロンが薄氷の勝利。マンズールは脱水症?でしょうか、コーナーマンに肩を抱かれて結果発表を受けました。両者ともこの試合がプロデビュー戦。マンズールはポイントで勝っていただけに残念。

ヘジナウド・ヴィエイラ(ペソ・ペサード・ゴールドチーム)
ブラジル(サンパウロ)出身 32歳 ""
vs.
リンコウン・ジ・サ(アート・コンバット)
ブラジル(リオデジャネイロ)出身 32歳 "カウボーイ"
[フライ級 125lb 5分3ラウンド ]
[勝者 ヘジナウド・ヴィエイラ 1ラウンド SUB(ギロチン・チョーク)]
ヴィエイラが睨み合いから鋭くダイブ、切られるもギロチンに切り替え寝技に引き込む。ジ・サはディフェンスしながらマウントを取ろうとするがヴィエイラは凌ぎ、脚を絡めて一気に極めてレフェリーストップ。
バンタム級王者マリオ・イズハエウとの王座戦に散ったヴィエイラが、階級転向初戦で見事な勝利です。

ジョアン・パウロ・メロ(オクタヴィオアウメイダ・アカデミー/チーム・ヘルマン・ギテレス)
ブラジル(サンパウロ ソロカバ)出身 23歳 "フォルタレザ"
vs.
ジョゼ・ディアス(クレベル柔術
メキシコ出生カリフォルニア(ノーウォーク)出身 24歳 "スアヴェシート"
[ウェルター級 177lb 5分3ラウンド ]
[勝者 ジョゼ・ディアス 3ラウンド SUB(反転トライアングル・チョーク)]
JPMが軽快にバックスピンキックをヒットするが、ディアスは胸を叩き鼓舞すると持ち上げてテイクダウンを成功させる。JPMはスイープして関節技を狙うが、スプロール&サイドポスチャーでトップキープするディアスは片腕をフックしながら細かくパウンドを打ちこんでいく。2、3Rかけてガスを削り続けたディアス、最後はマウントからの三角締めを極めてレフェリーストップ。メキシカンのディアスが削り勝ち。

ダグラス・ベルタジニ(ミゲウ・ヘペナス・チーム)
ブラジル(サンパウロ)出身 32歳 "エル・ロコ"
vs.
パウロ・ホベルト・ダ・シウヴァ(ゲーム・ファイト)
ブラジル出身 36歳 "ボイコ"
[ミドル級 185lb 5分3ラウンド ]
[勝者 ダグラス・ベルタジニ 1ラウンド TKO(パンチ連打)]
ベルタジニが左ジャブ&ミドルで圧力をかけ、ボイコはじわじわと後退。ボイコがアッパーを顎に打ちベルタジニが一瞬落ちるも、耐えたベルタジニがこめかみにフックを当てる。ふら付くボイ子の顎にワン・ツーからパウンドで畳み掛けてベルタジニが勝利。興奮の収まらないベルタジニ。

イズマイウ・ボンフィン(チーム・サムライ/ポポFT)
ブラジル(ブラジリア)出身 18歳 "マヘータ"
vs.
リオナルド・カルヴァーリョ(チーム・ノゲイラ
ブラジル(リオデジャネイロ カボ・フリオ)出身 34歳 "タンジェリナ"
[フェザー級 145lb 5分3ラウンド ]
[勝者 イズマイウ・マヘータ 3ラウンド TKO(パンチ連打)]
ボンフィンは俊敏なステップからワン・ツーで攻め立てるも、タンジェリナは下がりながら返しのフックで応戦し、互いにクリーンヒットを許さない。2Rにボンフィンがワンツーを当てダウンを取るもブレイク、タンジェリナもフックでダウンを取り瞬時に裸締めを狙っていく。3Rは互いにKOを狙い正対の打ち合いが増え、タンジェリナのフックにボンフィンがワンツーで飛び込むと、グラつくタンジェリナにアッパーを突き刺しダウンさせパウンドアウト。若さ爆発のボンフィンが粗削りに勝利。

MFC 40 ~Crowned Kings~
5月9日(金) カナダ(アルバータ エドモントン) ショー・カンファレンス・センター大会
カテゴリー カナダ


サム・アルヴィー(チーム・クエスト)
ウォーターフォードウィスコンシン)出身 28歳 "スマイリン"
MFCミドル級チャンピオン(防衛0回)
vs.
ウェス・スウォフォード(レディング・サブミッションファイト)
レディング(カリフォルニア)出身 27歳 "ナイル"
[MFCミドル級チャンピオンシップ(防衛戦) 185lb 5分5ラウンド ]
[勝者 サム・アルヴィー 4ラウンド KO(パンチ) MFCミドル級王座防衛(1回目)]
両者睨み合いからにじり寄る。スウォフォードの開幕のワン・ツーがアルヴィーの顎にヒットしアルヴィーがいきなりダウン。立ち上がるもふらつくアルヴィーに詰め寄るスウォフォードだが、アルヴィーのカウンター左フックが相打ちし今度はスウォフォードがダウン。上を取るアルヴィー、インサイド・ガードでスウォフォードが凌いでブレイク。打撃戦に戻るとリーチで勝るスウォフォードがヘッド、ボディにパンチをヒットさせる。アルヴィーが接近した所で金的にスウォフォードの膝が入り中断。再開後にアルヴィーがボックス外から一気に詰めてテンプルにフックをヒット、鋭いラッシュで追い立てる。スウォフォードは組み付き、アルヴィーはタイ・クリンチから膝蹴りを打つ。スタンディングに戻るとスウォフォードが迫るアルヴィーのフックをかわしてフックを顔面に連続ヒットさせる。
2Rも睨み合いの打撃戦。リーチに勝るスウォフォードが距離を取りながらアッパーやボディをヒットさせダメージを蓄積させれば、アルヴィーはスウォフォードの打ち終わりに一気に詰めてワン・ツーを顔面にヒットさせ、カウンターで必殺を狙う。ローを飛ばすスウォフォード、アルヴィーはシングルレッグに捉えてドライブ、テイクダウンを狙うがスウォフォードは耐える。タイ・クリンチとアンダーフック・クリンチでアルヴィーが抑えて腿に膝蹴りを打つも一旦距離を取る。スウォフォードのスーパーマン・パンチにカウンターでワン・ツーを合わせるアルヴィー、打撃戦の中スウォフォードのボディがアルヴィーの金的に入り再び中断。スウォフォードに1ポイント剥奪が宣告され、再開もすぐ終了。
3Rはやや手数が減るも、両者隙を窺いながら打撃で攻めせう。スウォフォードは回りながらボディ、コーナーに詰めるもアルヴィーは乱打で反撃し逃れる。アルヴィーはボックス外から素早くワンモーションの突きを打ち込んでいく。アルヴィーはボディをヒット、タイ・クリンチから膝蹴りで攻める。フックでからテイクダウンも狙い攻めるアルヴィーに対し、スウォフォードはジャブで距離を測り、体を沈めながら細かくパンチと膝蹴りを当てて反撃。打ち合いになるとスウォフォードがやや上回り、アルヴィーはタイ・クリンチで固める。アルヴィーのだダブルレッグ・テイクダウンが成功、上を取るもスウォフォードは腕十字、三角締めと組んでいき反撃する。
4R、スウォフォードはジャブで距離を作り、ボディブロー、キックをヒットさせにじり寄る。距離を詰めたスウォフォードの右フックをガードしたアルヴィー、打ち終わりに外角から右フックがスウォフォードのテンプルに完全ヒット。ダウンしたスウォフォード、レフェリーが割って入り試合終了。
王者アルヴィーが体格差のあるスウォフォードと白熱の打ち合いを制して王座を死守。金的を二度喰らっても手中力を切らさず、KOを狙い続けて見事に勝利しました!!!

トム・ガリッキオ(チーム・クエスト)
ニュージャージー出身 27歳 "ダ・タンク"
vs.
カート・サザン(アライアンスMMA
サスカチュワン(カナダ)出身 31歳 ""
[MFCライト級チャンピオンシップ(空位決定戦) 155lb 5分5ラウンド ]
[勝者 トム・ガリッキオ 1ラウンド サブミッション(リアネイクド・チョーク) MFCライト級王座戴冠]
サザンは前に出ながら細かくパンチをヒットさせていく。ガリッキオは下がりながら好機を窺う。サザンのローをガリッキオがキャッチし、反転して逃れようとしたサザンを逃がさずインサイドガード・ポスチャーで抑え込む。パーテール・ポジションからスタンディングに逃れるサザンだが、ガリッキオはリア・マウントに貼りつく。スラムで引き剥がそうとするサザンだがボディ・トライアングルで固めたガリッキオが裸締めで締め上げ、サザン無念のタップアウト。
再戦はガリッキオが連勝し問答無用のベルト獲得となりました。

ケビン・クルーム(ヒューレット・ハウスMMA
コロンビア(ミズーリ)出身 26歳 "ザ・ハードヒッティング・ヘルボーイ"
vs.
ジェシー・ブロック(コンバット・フィットネス/ツウィステッド・ジェネティクス)
アルバカーキニューメキシコ)出身 32歳 ""
※現MFCバンタム級チャンピオン、アンソニー・バーチャックの欠場によるトップ・コンテンダー戦出場。
[MFCバンタム級 135lb 5分3ラウンド ]
[勝者 ジェシー・ブロック 3ラウンド 判定2-1]
素早いフェイントから連打を振り込むクルームに対し、ブロックはテイクダウンを狙うがスプロールで防がれる。高い反応速度を見せるクルームだが、ブロックは冷静に下がりながらクルームのフックに合わせてカウンターをヒット、ダウン気味に崩れるクルーム。2Rは足払いからのダブルレッグでブロックがテイクダウン成功。終了間際に片足を掴み足払いで再びテイクダウンするもクルームがパーテール・ポジションから逃れる。3R、クルームは顔を腫らしながらも前進し猛打を振るう。精度で勝るブロックは打ち終わりに細かくパンチを合わせていく。ブロックは片足キャッチ&足払いでテイクダウンし、立ち上がるクルームにミドル、肘、クリンチからの膝蹴りで攻める。離れて打ち合いをして試合終了。判定は要所で効果的にヒットを取ったブロックのスプリット勝ち。

Titan FC 28 ~Brilz vs. Davis~
5月16日(金) オクラホマ(ニューカーク) ファースト・カウンシル・カジノホテル大会
カテゴリー アメリカ南部


ジェイソン・ブリルズ(エリート・パフォーマンス)
オマハネブラスカ)出身 38歳 "ザ・ヒットマン"
vs.
ラファエル・デイビス(レインMMA/LAボクシング)
コスタ・メサ(カリフォルニア)出身 37歳 "ヌードル"
[ライトヘビー級 205lb 5分3ラウンド ]
[勝者 ○ ラウンド ]

ブライアン・フォスター(ヒット・スクアッド)
サリソー(オクラホマ)→グラニットシティーイリノイ)出身 30歳 ""
vs.
ギルバート・スミス(チーム・ビクトリー)
コロラドスプリングスコロラド)出身 32歳 ""
[ウェルター級 170lb 5分3ラウンド ]
[勝者 ブライアン・フォスター 3ラウンド 判定3-0]
フォスターが右フック&飛び膝蹴りから三角締めに捉える。凌ぐスミスはインサイドガードで上を取る。フォスターがキムラで上を取り絞る。スミスが亀から立ち上がるが、フォスターがパンチ、膝蹴りと追撃。スミスの左ストレートをかわしフォスターがバックから抑え込む。シングルに組むスミス、フォスターはリンプレッグに失敗するが下からラバーガード、肘打ちで凌ぐ。

グレリストーニ・サントスBTT
パライバ(ブラジル)出身 25歳 "トニーニョ・フリア"
vs.
アーヴィン・ロビンソンMMAラボ)
デンバーコロラド)出身 31歳 "キッド"
[フェザー級 145lb 5分3ラウンド ]
[勝者 トニーニョ・フリア 2ラウンド TKO(パンチ連打)]
フリアは優れたグラップリングでスウィープし、確実にトップコントロールする。ポスチャーから肘打ちを降らせて徐々に削り、亀のロビンソンにパウンドを打ち続けてレフェリーストップ。
米国初進出のフリアが危なげなく勝利。

KSW 27 ~Cage Time~
5月17日(土) ポーランド(ポモージェ ソポト) エルゴ・アリーナ大会
カテゴリー 中央ヨーロッパ


マメド・ハリドフ(アラチオンMMA・オルシュティン/KSWチーム)
ポーランド(オルシュティン)出身 33歳 "カニバル"
vs.
マイケウ・ファウカオン(所属)
ブラジル(パラナ クリチバ)出身 33歳 "ビッグ・リグ"
[ミドル級 185lb 5分3ラウンド ]
[勝者 ○ ラウンド ]

Australian FC 9 ~France vs Falciroli~
5月17日(土) オーストラリア(ニューサウスウェールズ オーバリー) バントン・パーク大会
カテゴリー オーストラリア



グスターヴォ・ファウシローリ(ゴドイ柔術
ブラジル→メルボルン(オーストラリア)出身 31歳 ""
vs.
カイウェア・カラ=フランス(タイガー・ムエタイ/ストライクフォースオークランド
オークランドニュージーランド)出身 21歳 "カイ"
[AFCバンタム級チャンピオンシップ(空位決定戦) 135lb 5分○ラウンド ]
[勝者 グスターヴォ・ファウシローリ 1ラウンド SUB(ブラボーチョーク) AFCバンタム級王座戴冠]
身長で勝るファウシローリにサークリングからのインファイトで攻めるカラフランス。打撃戦からファウシローリがバックを取るもカラフランスは脱出、ファウシローリはジャブ、カラフランスはローキックを当てる。踏み込んだカラフランスに合わせてファウシローリがボディショット→テイクダウン。インサイドガード・ポスチャーから側頭部に肘打ちを打ち込むファウシローリ。オープンガード・ポスチャーに移行しパウンドを当て、亀のカラフランスにリアマウントで抑え込み、ブラボーチョークで極めてタップアウト。
昨年12月の対戦ではファウシローリがKO勝利したものの、試合後にカラフランスがロープ外のテーブルに頭を打っていたことで無効試合となっていました。ケージでの再戦で、ファウシローリが有無を言わさぬ勝利を上げベルトを手に入れました。

PRO Fighting MMA 9 ~~
5月25日(日) 台湾(台北/タイペイ市) ラクシー・コンテンポラリー・ナイトライフ・コンプレックス大会
カテゴリー 東アジア


ウィル・チョープ(チーム・ビュッフェ)
カリフォルニア出生タイ(マハー・サーラカーム)出身 23歳 "ザ・キル"
vs.
ジェレミー・ケネディ(チーム・クエスト・タイランド
カナダ(ブリティッシュコロンビア サリー)出身 21歳 "JBC"
[フェザー級 145lb 5分3ラウンド ]
[勝者 ○ ラウンド ]

CEF 10 ~~
5月29日(木) ブラジル(アラゴアス マセイオ) SESI体育館大会
カテゴリー ブラジル


ジョヴァンニ・ダ・シウヴァ(ヒカリ・チーム)
ブラジル(パライバ)出身 26歳 "ソウダード"
現CEFフライ級チャンピオン(防衛0回)
vs.
リアンドロ・ヒーゴ(チーム・ノゲイラ/ピットブル・ブラザース)
ブラジル(リオデジャネイロ モッソロ)出身 25歳 "ピットブル"
[CEFフライ級チャンピオンシップ(防衛戦) 125lb 5分3ラウンド ]
[勝者 ○ ラウンド ]

ONE FC 16 ~Honor and Glory~
5月30日(金) シンガポール シンガポール・インドア・スタジアム大会
カテゴリー 東南アジア


ベン・アスクレン(ルーファスポート/イヴォルブMMA
アリゾナ(フェニックス)出身 29歳 "ファンキー"
Bellator MMAウェルター級チャンピオン(防衛4回)
vs.
バフチヤル・アバソフ(所属)
アゼルバイジャン(バクー)出身 28歳 ""
[ウェルター級 170lb 5分3ラウンド ]
[勝者 ○ ラウンド ]

Road FC 15 ~~
5月31日(土) 韓国(原州/ウォンジュ市) チャ・スタジアム大会
カテゴリー 東アジア


ヨアキム・ハンセン(チーム・ツナミ)
ノルウェーオスロ)出身 34歳 "ヘルボーイ"
vs.
ソ・ドゥウォン/서 두원(チーム・ワン)
韓国出身 32歳 "コリアン・ピットブル"
[フェザー級 145lb 5分3ラウンド ]
[勝者 ソ・ドゥウォン 1ラウンド KO(パンチ)]
ドゥウォンが初手でハイキック、互いに打ち合いの距離に。ドゥウォンの右ジャブでのけ反るハンセン、打ち合いからドゥウォンの右ストレートジャブが再度ハンセンの顎を打ち抜き仰向けにダウン。ドゥウォンがストンプを連打しレフェリーストップ。
ドゥウォンがかつて競り負けたハンセンに15秒で完勝。見事リベンジを成功させました。

美濃輪育久(ミノワ・イクヒサ)(クマジム)
岐阜県→東京都出身 38歳 "ミノワマン"
vs.
パク・チョンギョ/박 정교(グンダン・ジョンシン)
韓国出身 35歳 ""
[ミドル級 185lb 5分3ラウンド ]
[勝者 パク・チョンギョ 1ラウンド KO(パンチ)]
テコンドーの型から距離を詰めるチョンギョ、美濃和はサークリング。チョンギョがバックスピンキック、かわした美濃和がローを当てる。一旦バッティングで中断し、再開。チョンギョのミドルを美濃和がキャッチ、シングルで担ぎ崩してテイクダウン。クォーターガードの上からパンチを打ち、立ち上がるチョンギョを金網際に詰める美濃和。ブレイクし打撃戦。チョンギョのバックハンドで美濃和が怯んだところに左ストレートが入り仰向けにダウン。ハーフポスチャーでパウンドを打つチョンギョ、足関節を仕掛け凌ぐ美濃和。亀から立ち上がる美濃和にチョンギョは詰めてフック連打。美濃和も打ち返すが左フックを打たれダウンし、KO決着。
チョンギョは美濃和に何度も礼、涙を浮かべての勝利となりました。

キム・スチョル/김 수철(チーム・フォース)
韓国出身 22歳 ""
元ONE FCバンタム級チャンピオン(初代、防衛0回)
vs.
田村一聖(タムラ・イッセイ)(クレイジービー)
東京都出身 30歳 ""
[バンタム級 136lb 5分3ラウンド ]
[勝者 キム・スチョル 1ラウンド SUB(リアネイクドチョーク)]
一気に詰めて打ち合いを誘うスチョル、下がって隙を窺う一聖。一聖の右フックが顔を捉えるもスチョルはアンダーフックで金網に押し込んで体力を削る。ブレイクし打撃戦。距離の探り合いから一聖のフック&スチョルのミドルが相打ち。スチョルのミドルに組み付く一聖がアンダーフックを差し金網に詰める。接近戦を挑むがスチョルのクリンチニーが刺さり下がる一聖。詰めるスチョルに一聖がフックを打つもスチョルは右のオーバーハンド&左のフックで顎を打ち上げ一聖がダウン。一聖は組み付いてハーフを取るがスチョルがギロチン、パンチ、三角絞めと下から動く。離れた一聖にシングルで組み付きスチョルがテイクダウン。亀の一聖を裸締めに捉えるスチョル、リアハーフから体を伸ばしてタップアウト。
スチョルが2月の手塚戦に続くRFC2連勝。一聖に打ち合いを誘い、際をついての完勝です。

キル・ヨンボ/길 영복(チーム・フォース)
韓国(ソウル)出身 29歳 ""
vs.
梅田恒介(ウメダ・コウスケ)(Rブラッド)
茨城県出身 42歳 ""
[フェザー級 146lb 5分3ラウンド ]
[勝者 キル・ヨンボ 1ラウンド TKO(パンチ連打)]
前に出るヨンボが右フックを振るうが、梅田は左右に動きながらフック、アッパーと細かくパンチを当てる。ヨンボのダブルレッグが決まりテイクダウン、パウンドを落とす。亀から脱出を計る梅田にヨンボはバックから取りつき金網際に移動。キムラに捉える梅田だがヨンボは引き抜く。打撃戦に戻るとヨンボは前蹴りから前進、反撃する梅田のフックにヨンボの右フックがカウンターで顎を捉え梅田は膝をつく。ヨンボはパウンドを落としレフェリーストップ。
右フックをかわされたヨンボでしたが、組みから梅田のリズムが戻らない内に一発を当てて逆転KO勝利。






大会名 ~副題~
月日() 国(地域) ○○大会
カテゴリー 


赤コーナー(所属)
出身 歳 ""
vs.
青コーナー(所属)
出身 歳 ""
[級 lb 5分○ラウンド ]
[勝者 ○ ラウンド ]