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ミックスドマーシャルアーツ(MMA)という格闘スポーツについて、コラムや試合レビューを書いています。

4.7ハワイMMA『X-1 #49』ライト級王座決定トーナメント開催! 8選手の紹介&試合予想

 

4月のハワイMMA『X-1 #49』で、X-1ライト級王座をかけた8人制トーナメントが行われます。

一回戦ではアメリカ選手4人×日本選手4人が激突!分かりやすい!

一日最大3試合という過酷なトーナメントへ挑む選手たちを紹介です!!

 

ライト級トーナメント一回戦(準々決勝)

ジョナヴェン・ヴィスタンテ vs. 内藤太尊

打撃>寝技のストライカー同士の対戦。1回戦ではいちばん楽しみなカードです!

ジョナヴェンは北米や太平洋を中心に活躍するキックボクシングスタイルの選手。

好きなところは長いリーチと強烈なフック&回し蹴り。とにかく前足の蹴りが器用なのが特徴で、遠距離を維持しているときは圧力で相手を近寄らせません。

内藤は修斗で活躍している選手で、今回は階級を上げてトーナメントに挑戦します。

好きなところは接近戦の打撃の強さですね~。極真空手をルーツに持つ内藤は、接近戦での固い拳や膝による重い一撃を持ち、高いKOパワーを誇ります。

ジョナヴェンは遠距離で、内藤は接近戦で勝機があると思います。激しい打撃戦に期待!

 

まとめ

●ふたりともストライカー。内藤は階級を上げて挑戦。

●ジョナヴェンは遠距離、内藤は接近戦が一番の強み。

●激しい打撃戦に期待!

 

ライト級トーナメント一回戦(準々決勝)

サドゥー・ボット vs. 作田啓司

こちらはグラップラー同士の試合。これも興味深くて熱いカードですね~。 

サドゥーは実に約7年ぶりの復帰戦となり、地元ハワイで復活を魅せたいところです!

長身の寝技師で、大きな体を使ったマウント奪取や下からのアームバーが印象的です。

作田(さくた)はさまざまな日本のプロモーションで活躍してきたベテランファイター。

裸絞めの使い手で、組んでから素早くバックを取るなど攻めの速さが印象的です。

勢いが良すぎて攻めすぎてしまったりもしますが(汗)、そこも魅力のひとつですね。

復帰戦の地元ファイターvs.ベテランの日本人ファイターという構図。熱いです!

 

まとめ

グラップラー同士の一戦。サドゥーは約7年ぶりの復帰戦。

●サドゥーは長身。作田は裸絞めの使い手。

●地元で復活か、ベテランの経験値か!

追記:作田も階級を上げて挑戦します!※1

 

ライト級トーナメント一回戦(準々決勝)

マイクル・ブライトマン vs. 木村孔明

個人的に優勝候補が登場する試合です!滾ります!

マイクルはハワイやルーマニアで活躍する選手で、ルーマニアのRXF前王者です。

正面から圧力をかけてレベルチェンジから強烈なフックとTDで攻める王道のファイター。

フィジカルもKOパワーもあって裸絞めも得意と、トーナメントでも上位の強者です。

木村は以前ブログで紹介した通りですね。今回もビッグチャンスを掴んで欲しいです!

木村も正面から攻めるストライカーですが、遠距離を維持したヒット&アウェイが基本。

左ストレートの伸びが素晴らしく、縦肘打ちなど思い切りの良い攻めも魅力的です。

お互い正面からの打ち合い&TD合戦となるでしょう。頑張って欲しいです!!

 

まとめ

●個人的にマイクルが優勝候補。マイクルは強い!

●ふたりとも正面からの打撃戦が得意。マイクルはフックとTD、木村は左ストレートが強い。

●正面からのMMAらしい攻防に期待!木村がんばれ!

 

ライト級トーナメント一回戦(準々決勝)

ジョナ・エストレーヤ vs. 新居卓

こちらはトーナメントの台風の目が決まる試合!これも良いカードですね~。

ジョナはトーナメントでは一番のルーキーですが、侮れないKOパワーを持っています。

クラウチ&レベルチェンジからフルスイングで振り回す弾丸のようなパンチが印象的。

3試合を戦い切れるかは分かりませんが、その突貫力はとても魅力的です!

新居はパンクラスで活躍する選手で、3連敗からの復活を狙う大きな挑戦です。

柔道ルーツらしく、立ち技でも寝技でも積極的にサブミッションを狙うグラップラーです。

アームロックとシザーチョーク(脚ばさみ)の連携技など、面白い極めを持つ選手です。

27歳同い歳のストライカーとグラップラー。どちらが先に主導権を取るのかに注目です!

 

まとめ

●ストライカーvs.グラップラーの一戦。新居は3連敗から復活を狙う。

●ジョナは一番のルーキー。新居はサブミッションが多彩。

●27歳同い歳。主導権をどちらが取るかに注目!

追記:新居も階級を上げて挑戦します!※1

 

試合を観てもらおうと分かりやすく書くことに挑戦してみました(笑)

実際はジョナヴェンも近距離フックが強かったり、内藤も極真ルーツの回し蹴りが遠距離で得意だったりするのですが、あれこれ書くとごちゃごちゃしちゃうので、あえて比較して分かりやすい長所だと感じた部分を纏めてみました。

実力者だけど負けが込んじゃったりベルトに届かなかった選手もいるので、このビッグチャンスを是非掴んで欲しいと願っています!!頑張れ~~~!!!

 

※1…書いた後で内藤だけでなく作田&新居も階級を上げるのことに気づきました(笑)