元旦はPFL!!!!
いよいよ『PFL 11』 2018年プレーオフリーグ決勝戦が明日に開催されます!
本来は年末大会なのですが、日本だと時差の関係で元旦の朝になりました(笑)
大会は朝の9時ごろから、こちらで配信されそうです!(たぶん)
過酷なリーグを制して頂点に立ち、賞金100万ドルとベルトを手に入れるのは誰か!
簡単に観どころとかを紹介していきますb
怪物の片鱗を見せるクーパーⅢと、熟練の技を持つマガメトケリモフが激突
今年はUFCでマックス・ホロウェイが、Bellatorでもアリマレイ・マクファーレンが大活躍するハワイMMA飛躍の年でしたが、PFLでもハワイMMAの「怪物」が栄冠に手をかけています。
「怪物」クーパーⅢは修斗でも活躍したレイ・クーパーの息子であり、X-1で秒殺KOを連発したストライカーです。
重心を維持したまま滑らかに移動するステップワークと強烈なショートフックの一撃を武器に、PFLリーグ決勝に至る全試合を衝撃的なKOで魅せてきました。
特に歴戦の寝業師、ジェーク・シールズを二度に渡り完封してKO勝利した試合は、新たな才能の台頭を世に証明しました!
「怪物」クーパーⅢに挑むマガメトケリモフもまた、リーグ全勝のダゲスタン戦士です。
ハビブ・ヌルマガメダフのチームメイトでもあるマガメトケリモフは、懐の深い縦構えからオーバーハンドやヘッドキックを得意とし、首相撲の流れるような腕捌きを持つ選手です。
マガメトケリモフは才能を持ちながらもS-70やACBのトーナメント決勝戦でタイトルを逃し続けた苦難の選手であり、このPFLで三度目の正直を狙います!
PFLヘビー級トーナメント決勝戦 5分5R
ジョシュ・コープランド vs.
フィリペ・リンス
パワーのコープランドとスピードのリンス、二人のオーバーハンド使いが対戦
「カドリーベアー(可愛い熊)」ことコープランドは、愛嬌のある風貌から一撃必殺のオーバーハンドを繰り出すパワーストライカーで、WSOFヘビー級王座挑戦の経験もあります。
リーグ初戦でKO負けを喫するも、その後はスイッチや二段突きなど進化を見せる打撃で見事カムバックし、決勝戦に駒を進めました。
リンスはBellatorから移籍し、ピンチを乗り越えての逆転勝利で決勝に辿り着きました。
飛び膝蹴りを喰らっても逆転したアレックス・ニコルソン戦、TDで押さえ込まれながらも逆転したジャレッド・ロショルト戦、いずれも回転の速いショートの打撃が逆転の切り札となりました。
二人ともオーバーハンドで活路を見出す選手ですが、コープランドは遠距離戦に、リンスは接近戦に、よりアドバンテージを感じます!
PFLライトヘビー級トーナメント決勝戦 5分5R
ヴィニー・マガリャイス vs.
ショーン・オコネル
優勝候補のマガリャイスに、乾坤一擲の一撃を放つオコネルが牙を剥く
「ペザオン」マガリャイスはM-1やTitan FCの王座を獲得し、UFCやWSOFでも活躍した歴戦のメジャーMMAファイターです。
リーグでも圧倒的な強さで全試合を1Rフィニッシュし、堂々の決勝進出を果たしました。
特にプレーオフではラキム・クリーヴランドとバザギット・アターエフを立て続けに飛び付きラバーガード&キムラロックで沈めており、優勝候補の実力を証明してきました。
そんな優勝候補に対するオコネルも、リーグで乾坤一擲の一撃を重ねて勝利してきました。
クリンチファイトの強さと強烈なフックの挟撃を持つオコネルは、ダメージを負いながらも諦めない接近戦で勝機を逃さず劇的なKO勝利を手繰り寄せてきました。
マガリャイスが完璧に優勝するのか、それともオコネルが拳で波乱を起こすのでしょうか!
PFLライト級トーナメント決勝戦 5分5R
期待の新鋭シュウチの技が、圧倒的強者マガメダフを相手に試される
シュウチはATTに所属し、WSOF時代から成長を期待される新鋭の一人です。
ムエタイ仕込みの力強いクリンチに鮮やかな払腰や小外刈りなどの足払いを混ぜるスウィーパーであり、リーグではUFCから移籍したクリス・ウェードやジョニー・ケースを接近戦で翻弄し、競り勝って決勝へと上がってきました。
対するは、ライト級リーグ優勝候補であるダゲスタンのUFC移籍戦士マガメダフ。
分厚いフレームから緻密なステップ&レベルチェンジを遂行するストライカーであり、ルイス・ブスカペとウィル・ブルックスをTDD&ボクシングで制して激戦区を勝ち上がってきました。
シュウチにとっては初めての正真正銘トップクラスとの邂逅であり、マガメダフという大きな山脈を前に、実力を証明できるかに注目しています!
スティーヴン・サイラー vs.
ランス・パーマー
「激闘の漢」サイラーが、ハリソン越えを果たしたパーマーの進撃に立ち向かう
サイラーはTUF 14を経てUFCで激闘を繰り広げてきた歴戦のウェルラウンダーです。
リーグでもベテランの強さを魅せた競り合いを展開し、特に優勝候補の一角であったマガメット・イドリソフの打撃にダウンし絶体絶命に陥りながらも、シングルレッグからの鮮やかなロール&三角絞めでファンタスティックに極めた逆転の一本勝ちは素晴らしかったです。
パーマーはWSOF時代からの因縁の相手、アンドレ・ハリソンへのリベンジを遂に達成。
アルファメールを体現するレスリング&レベルチェンジに更なる磨きをかけたパーマーの強さは抜きんでており、優勝賞金100万ドル獲得に油断なしと感じます。
歴戦の雄同士が激突する、最もソリッドな組み合わせになったと感じます!
PFLミドル級トーナメント決勝戦 5分5R
欧州の多国戦士マゴメドフと、熟練の鉄人テイラーがキャリア最大の勲章を懸け対峙
「アブス」の愛称で呼ばれるマゴメドフはドイツを拠点とするダゲスタンMMA戦士です。
GMCを始めとした欧州で活躍してきたマゴメドフは、リーグの中でその才能を魅せて決勝に勝ち上がってきました。
現在39歳の「鉄人」テイラーが、キャリアの集大成ともいえる勲章に大手をかけました。
共にキャリア最大の勲章となる一勝を懸けた試合が始まります!