
2020年のUFCで飛躍するのは、いったい誰になるのでしょうか?
現在UFCの選手は500人ほどの選手が契約しており、その全選手を紹介したい気持ちもありつつ、なかなか時間が作れないのが現状です(悲しい)
というわけで、昨年のUFCで行われた全514試合を観た後で、2020年の飛躍に期待している選手たちをピックアップしてみました!
まずは北アメリカ(北アメリカ大陸と北アメリカ諸島)の範囲から10人を選出しました。北アメリカのUFC所属選手は200人を超えるために泣く泣く減らした作業が一番辛かったです(泣)もっと紹介したいのですが、それはまたボチボチやっていけたらな~と思いますね~。
というわけで紹介です!もし興味を持って貰えたら嬉しいですね~😊
- #1 コーリー・サンドヘイゲン
- #2 ショーン・オマリー
- #3 イレーネ・アルダナ
- #4 ブランドン・モレノ
- #5 メイシー・バーバー
- #6 ブライス・ミッチェル
- #7 シャール・ジョーダン
- #8 ショーン・ウッドソン
- #9 ランディー・コスタ
- #10 グラント・ドーソン
#1
コーリー・サンドヘイゲン
年齢: 27歳
所属: エボリューション・ファイトチーム
階級: UFCバンタム級
昨年にバンタム級の強豪中の強豪であるリネカー&アスンサオンの二人に真っ向から勝負を挑み、見事に競り勝ったサンドヘイゲン。
サンドヘイゲンといえば華麗なフットワークで前後左右へ動き回り、フックや回し蹴りを的確に打ち込んでいく打撃スタイルが印象的ですね~。
UFCバンタム級にはクルーズやディラショーという華麗なフットワークで知られる先人達がいますけれども、サンドヘイゲンは二人のようにスピードで攪乱するというよりは、あくまでも打ち合いを有利に進める為にフットワークを使う印象を受けます。
強烈なボディへのパンチ&膝蹴りやローキックなど、先人たちとは一味違う長身とパワーを活かしたフットワーク使いであるサンドヘイゲンは、MMAのフットワークにおける新たな可能性を感じさせてくれます。
バックペダルでゆるりと後退してから急接近をかける動きから多彩な攻撃の選択肢を迫る動きが特にテクニカルで好きですし、華麗なコンビネーションの数々を可能にするタフさも魅力ですね。
今年はいつの間にか王座を獲れる位置まで登ってきているサンドヘイゲン。これより先は誰が相手でも厳しい闘いが予想され、持ち前のタフな真っ向勝負がどこまで通じるのかに注目しています!
"シュガー(Sugar)"
#2
ショーン・オマリー
年齢: 25歳
所属: MMAラボ
階級: UFCバンタム級
一昨年からUSADAのサスペンションにより長期欠場していたお騒がせ男オマリーですが、今年はいよいよ復帰戦が近づいています。
オマリーは左右どちらの構えからも一撃必殺のストレートを放てる両利きのストライカーで、長い手足を使ったロングショットで華麗にダウンを奪う姿は絶大なインパクトを与えます。
ヘッドキックやダートといった打撃技もオマリーが放つと別の技のように伸びと威力を感じさせますし、この才能あふれる両利きストライカーが経験を増して成長していく姿はとても観たいです。
昨年のサスペンション期間中にはグラップリング大会「Quintet Ultra」に出場。レジェンド達相手に一歩も引かぬ大立ち回りを魅せ、ハイエルボーギロチンで五味から見事な一本勝ちを獲ったのは素晴らしかったですね~。
復帰戦の相手は一昨年に流れたキニョネスとの一戦!まだ見ぬ潜在能力を秘めたオマリーの、更なる開花に期待したいです!
#3
イレーネ・アルダナ
出身: クリアカン メキシコ
年齢: 31歳
所属: ロボジム
階級: UFC女子バンタム級
昨年は数ヶ月おきに試合をこなし、どの試合も激しい打ち合いやセンセーショナルなフィニッシュで魅せてくれた女子バンタム級きっての激闘派アルダナ。
素早いフットワークから長身を活かしたジャブ&右ストレートや打ち下ろしの右クロスを連打するボクシングスタイルで、どんな相手にも真っ向勝負を仕掛けるところがアルダナの魅力ですね~。
特にアウェーのブラジル大会で最終ラウンドにベリーダウンアームバーを極めきったコヘイア戦や、怪物ケイトリン・ヴィエイラを衝撃KOした一戦は、アルダナの強さを証明した試合となりました。
無敗を誇ったケイトリンのパワーに一歩も臆さずパンチを打ち分け、緊張感溢れる鍔迫り合いからボディにフェイントをかけたリーピングフックで見事に顎を打ち抜いたKOシーンは、昨年の女子MMAでも特に記憶に刻まれたフィニッシュでした!
UFC女子バンタム級は王者ヌニスが最強の挑戦者デ・ランダミーを退けたばかりですが、激闘派アルダナにもこの王座戦線に食い込んで欲しいな~と期待してます!
・・・ちなみにニックネームとして知られる「ロブレス」はアルダナの本名で、キャリア初期の誤表記が有名になってしまったのだそうです。(なので実はコールでも呼ばれてなかったりします)
「イレーネ・アルダナ・ロブレス」というフルネームなんですね~!
"ジ・アサシンベイビー(The Assassin Baby)"
#4
ブランドン・モレノ
出身: ティファナ メキシコ
年齢: 26歳
所属: エントラジム
階級: UFCフライ級
昨年にUFCにカムバックすると、アスカロフとカイ・カラフランスを相手に大熱戦を展開して成長を見せつけたメキシコの若き戦士、モレノ。
相手の攻撃を遮断するリードアッパーとシャープさが増したジャブ&ストレートという新たな武器を手に入れたモレノは、伸びのあるパンチを更に活かしたファイトスタイルに進化していると感じます。
経験を増したことで精悍さが増し、反撃を警戒しながらリスクを恐れず攻めて行けるようになった姿からは、MMA選手として一皮向けた成長を感じずにはいられませんね~(感涙)
MMAではこうしてスタイルを進化させて限界を打ち破って行く選手を観れるのが最も嬉しい事ですし、ニュースタイルのモレノが今年はどんな激闘を魅せてくれるのか今から楽しみです!
次戦は寝技師フォルミーガとの一戦が決定しているモレノ。UFCフライ級が縮小している現在、モレノのような若手の活躍が未来を切り拓く原動力になるでしょう!
"ザ・フューチャー(The Future)"
#5
メイシー・バーバー
年齢: 21歳
所属: ルーファスポート
階級: UFC女子フライ級
UFC女子フライ級に現れた新星バーバーは、破壊力のあるパンチと肘打ちで対戦相手の戦意を砕いて3連続フィニッシュを挙げています。
弱冠21歳という若さから溢れるパワーを全開にして闘うバーバーの試合は、恐れを知らぬ勢いの強さを感じさせてくれますね~。
女子MMAの中でも高いフィニッシュ力を持つバーバーの打撃は大きな武器であり、どの局面でも恐れずに攻め続ける事で勝機を掴んできました。
ケージ際の嵐のようなラッシュは強烈な左クロス&左フックの大砲と、相手の脱出を許さないリードフックが生み出すコンビネーションであり、肘打ちを混ぜる事で更に脅威を増しています。
今年は遂にトップ層の一人であるモダフェリとの闘いが決まったバーバー、歴戦の業師モダフェリに新星バーバーが立ち向かう試金石の一戦は、もう今月に迫っています!
"サグナスティ(Thug Nasty)"
#6
ブライス・ミッチェル
年齢: 25歳
所属: バラタMMA
階級: UFCフェザー級
昨年末にUFC史上二番目にツイスターを極めた選手として話題になったミッチェル。
家の裏庭でトレーニングを始めたミッチェルの得意技はなんと言っても裸絞め。一度相手に組み付けば何がんでも喰らいついてバックを獲るバックテイクの達人です。
シングル&ダブルレッグTDから相手の立ち上がり際を逃さずバックマウントを獲るのは勿論のこと、TDを耐えられても即座にクリンチに切り替え、左右にプレッシャーを浴びせながらボディロックに捕獲するなどバックを獲りきる力強さが魅力です。
グラップラーではありますがストライカーに負けないパンチ力を持つのもミッチェルの魅力で、UFCで試合を重ねる事でよりシャープな一撃を放てるようになっていると感じますね~。
近年のMMAは組み合いのパワーと技術の向上によりTDの攻防へのリスクは高まってきていると感じますが、その分ミッチェルのような優れたパワーと技術を兼ね備えたグラップラーの存在はより重要になってきていると感じます!
"エアー(Air)"
#7
シャール・ジョーダン
出身: モントリオール カナダ
年齢: 24歳
所属: アカデミー・プロスターMMA
階級: UFCフェザー級
野性的な勝負勘とセンスを持つ、カナダの新星エア・ジョーダン。
ムエタイと柔術をベースにしたオーソドックスなスタイルながら、裏拳や飛び膝蹴り、タイスイープ等を要所で仕掛けていくセンスの良さが光りますね~。
昨年はチェ・ドゥホの強打に先制ダウンを奪われるも、ボディへの集中攻撃と飛び膝&裏拳の奇襲で応戦し、最後はカウンターの左クロスで見事にダウンを奪い返しKO勝ち!ジョーダンの芯の強さが大逆転を呼び込んだ名試合でしたね~。
首の後ろに漢字で彫られた「風」のタトゥーも印象的なジョーダン。過酷さを増すUFCフェザー級で、今年も熱い風を巻き起こして欲しいです!
#8
ショーン・ウッドソン
年齢: 27歳
所属: ウルブズデン・トレーニングセンター
階級: UFCフェザー級
規格外の体格から凶悪な打撃を放つ長身ストライカーのウッドソン。
左右どちらの構えからもコンビネーションを放てる卓越したボクシングと長い脚を使った蹴りを武器にするウッドソンですが、目を見張るのはその腰の位置の高さです。
腰の高さは打撃戦において上方から打ち下ろすパンチを連打する強力な長距離砲を作り出し、対戦相手の注意が上方に向かったところで下方から放たれる膝蹴りは一撃必殺の威力を誇ります。
一方で腰の位置の高さ故にTDを狙われやすく、またウッドソン自身も組み技・寝技の経験不足を見せるシーンも見られます。UFCフェザー級を生き抜けるかは、この弱点を克服できるかにかかっているとも言え、克服できれば「スナイパー」はより驚異の存在となるでしょう!
"ザ・ゾーハン(The Zohan)"
#9
ランディー・コスタ
年齢: 25歳
所属: ローゾンMMA
階級: UFCバンタム級
キャリア5戦目でUFCと契約を果たした天才肌の新鋭コスタ。
強いパンチ力とスピードの速さでラッシュを仕掛けるコスタの迷いのない勢いに満ちており、鋭く伸びるストレートやヘッドキック、アッパーの切れ味は大きな魅力です。
攻めのセンスが高い一方で守りに入ると経験不足が目立つコスタですが、激しい打撃戦の末に初黒星のついたブランドン・デイヴィス戦にて、潔く相手を称える姿勢には良い意味で負けん気を感じましたね~。
復帰戦のサーモン戦では右ストレートで立て続けにダウンを奪い完勝したコスタ。今年もマーティン・デイとのストライカー戦が決定しています。
若さと自身に溢れるストライカー、コスタの成長に期待したいです!
"ザ・プロフェット(The Prophet)"
#10
グラント・ドーソン
年齢: 25歳
所属: グローリーMMA & フィットネス
階級: UFCフェザー級
ドーソンはレスリングをベースに鋭いTD&レッグトリップ(足掛け)を狙うグラップラーであり、カーディオの強さを活かしてプレッシャーを浴びせ続けて相手の闘志を砕く様は鬼気迫るものがあります。
トリザーノに何度もジャブで突き放されながらも一瞬を逃さずオーバーアンダー&ボディロックで組み付いてTDを奪い、バックマウントからネッククランクを極めて一本勝ちしたシーンの圧迫感は凄まじかったですね~。
打撃は組みの動きに混ぜて行くスタイルで、変則的なぶん隙もできやすいのが今後どう左右していくのかは気になります。次戦は先輩グラップラーのスケリーとの「寝業師対決」となり、ドーソンがUFCで上を目指せるかの試金石となりそうです!
というわけで、北アメリカ編は以上です!
意図せず軽量級の選手ばかりになってしまったのは、好みが出ちゃいましたね~!(笑)
北アメリカにはまだまだ魅力的なUFC選手がたくさんいるので、そのうち紹介できたらいいな~と思います。
北アメリカといいつつ北アメリカ諸島の選手も紹介できていないので、そちらも纏めてみたいな~と思っていますね~。(願望)