いよいよ始まったIMMAF（アイマフ、国際総合格闘技連盟）の２０２１年世界選手権！
２０２２年１月２４日から１月２９日までの６日間、連戦続きの過酷なアマチュアMMAトーナメントが開催されています！！
日本代表として金メダルを目指し参戦したのは
山口怜臣／ヤマグチ・レオ！
山口はIMMAF世界選手権ジュニア部門バンタム級で二度銀メダルに輝いた選手です。
IMMAFジュニア部門バンタム級でランキング５位まで上がったものの、最後のジュニア挑戦を目指した２０２０年は、パンデミックによって世界選手権が中止になってしまいましたね～…(´;ω;｀)
今回、山口は年齢制限を超えたジュニア部門バンタム級を離れ、シニア部門フェザー級へと階級を上げた大勝負に挑みました！！
初日２４日の１回戦はIMMAFシニア部門バンタム級４９位、レバノン代表の
エリアス・ダグルと対戦。
ダグルにTDされる場面もありつつ、トップを獲り返して左右のフックを撃ち込み、２ラウンド終盤には大内刈から小外掛へ変化させるTDを魅せるなどして競り勝ちました！
続く２５日の２回戦、山口の対戦相手はIMMAFシニア部門フェザー級２位の強豪、
フアン・カルロス・イスキエルド！
イスキエルドはエクアドル生まれでスペイン代表として出場しており、昨年のIMMAF２０２１ワールドカップでは金メダルを獲得し、今回の世界選手権でも優勝候補筆頭と目されている選手でした。
試合ではイスキエルドが右オーバーハンドの強打、そこから繋げて四つに組む、という得意の戦法で山口から何度もTDを獲って追い詰めます。
山口もパンチを打ち返して応戦しましたが…２ラウンド終了時に左わき腹？を負傷し、イスキエルドの負傷TKO勝ちとなりました！
山口はパンデミック下においてもチーム・カーボンやAKAタイランドといった名門チームで研鑽を積み、２年間の集大成を見せるべく挑んだ今回の世界選手権でした。
結果は２回戦で優勝候補の一角イスキエルドと当たり、無念の敗戦となってしまいましたが…打撃スタイルの変化を筆頭に成果の垣間見える試合であったと感じます。
フェザー級への階級転向は事前の段階で大丈夫かな～？とも感じていましたが、フェザー級筆頭戦士との闘いを経て、山口の今後の階級選択にも注目しています。
なにはともあれ、山口怜臣選手の挑戦を讃えたいです！（お疲れさまでした！）
※山口に勝利したフアン・カルロス・イスキエルド。IMMAFワールドカップ優勝の様子。
山口は無念の敗退となりましたが…２年越しのIMMAF世界選手権はまだまだ続きます！
山口の出場したシニア部門フェザー級でも、
フアン・カルロス・イスキエルド（エクアドル生まれ／スペイン代表、IMMAFシニア部門フェザー級２位）
ダニヤル・シャムハロフ（ダゲスタン共和国生まれ／スウェーデン代表、IMMAFシニア部門フェザー級８位）
バフティヨル・フサイノフ（タジキスタン代表、IMMAFシニア部門フェザー級９位）
アナトリー・ゾロティフ（カザフスタン代表、IMMAFシニア部門フェザー級１５位）
･･･といったIMMAFフェザー級ランカー達が熱い試合で勝ち上がっています！
ここから激戦の末に、栄光の金メダルを勝ち獲るのは誰なのか！？
明日からの世界選手権も楽しみです！！✨🥇✨
