クロネコMMA図書館🐾

ミックスドマーシャルアーツ(MMA)という格闘スポーツについて、コラムや試合レビューを書いています。

2023年版 『ONE CHAMPIONSHIP』全大会データ比較&全試合一覧!

『ONE CHAMPIONSHIP』では、2023年から金曜日に定期開催される新シリーズ『ONE FRIDAY FIGHT(ワン・フライデーファイト)』が始まりました。

タイ王国陸軍の所有地である「ルンピニー・ボクシングスタジアム」パンデミック以降から進める新たな経営方針の一環として、ONEが本格的なパートナーシップ契約を結び始まった「伝統✖最新鋭」を目指すシリーズですね~。

 

2022年に先んじて始まった『ONE FIGHT NIGHT(ワン・ファイトナイト)』アメリカ合衆国Amazon Primeとの専属配信契約を結ぶ『on 配信会社』シリーズで、アメリカ本国でのONEの普及とオリジナルルールの州認可を目指したアメリカ進出挑戦」シリーズといえます。

 

と、いうわけで、2023年のONEはなんと「ナンバーシリーズを封印し、アメリカ挑戦の『FIGHT NIGHT』とタイ本拠の『FRIDAY FIGHT』の二本立てに注力する」という思い切った運営進行を行いました!

『FRIDAY FIGHT』はルンピニー開催でムエタイに重点が置かれ、『FIGHT NIGHT』もキックボクシングやサブミッショングラップリング等と分散されていたので、2023年の『ONE』のMMAは、各大会にちょっとずつ小出しで行われていたという状況になっていました。

 

そういう背景のなか、『ONE』のMMAの全体像を把握するのがめちゃ難しかった2023年でした。

ので、今回は2023年のONEのMMAの全試合をまとめ、データ化することで全体像を正しく把握しよう!という目的で書いてみました~!

 

明日の日本大会に向けて、『ONE』MMAの2024年シーンを追う切っ掛けにできれば!と思います!b

 

  • #1 『ONE CHAMPIONSHIP』2023年のMMAデータ
    • ①「大会数」…2023年に開催されたONE大会
    • ②『ケージ設営数』…2023年ケージが設営されたONE大会
    • ③『MMA試合数』…2023年のONE MMAルールの試合
    • ④「チャンピオンシップ」…2023年のONE MMA王座戦
  • #2 『ONE CHAMPIONSHIP』2023年のMMA全選手一覧
    • 1位~5位(28名~12名)
    • 6位~10位(11~4名)
    • 11~12位(3~2名)
    • 13位(1名)
  • #3 『ONE CHAMPIONSHIP』2023年 MMA全試合結果
    • 👑ONEヘビー級(-265lb、-120.2kg)
    • 👑ONEライトヘビー級(-225lb、-102.1kg)
    • 👑ONEミドル級(-205lb、-93kg)
    • 👑ONEウェルター級(-185lb、-83.9kg)
    • 👑ONEライト級(-170lb、-77.1kg)
    • 👑ONEフェザー級(-155lb、-70.3kg)
    • 👑ONEバンタム級(-145lb、-66.2kg)
    • 👑ONEフライ級(-135lb、-61.2kg)
    • 👑ONEストロー級(-125lb、-56.7kg)
    • 👑ONE女子ストロー級(-125lb、-56.7kg)
    • 👑ONE女子アトム級(-115lb、-52.2kg)
  • #4 おわりに
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【2023.12】「あれから10年。」MMAの未来へ感じること。 #3「箱庭」の外側で考えるMMA。

 

10年前に書いた、「MMAとはスポーツになり得るか?」という記事。

あれから10年間のMMAを振り返り、今MMAへ想うことを書いてきました!

 

第1回「MMAとスポーツウォッシング」

第2回「誰が日本MMAを守れるのか」

 

いよいよシリーズも最終回となる第3弾。

MMAがさらに発展するために、避けては通れない「視点」についてのお話です!

 

  • #1MMAという『箱庭』の世界…閉じた世界観は誤解と断絶を生む
  • #2MMAという『箱庭』の外へ…繋がろうとしなければ、認識も理解もされない
  • #3MMAが『箱庭』を出る為に…大事なのは「自己紹介」!
  • #4MMAの「役割」…何を『箱庭』の外へ伝えられるのか
  • #5おわりに
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【2023.12】「あれから10年。」MMAの未来へ感じること。 #2誰が日本MMAを守れるのか?

 

MMAというスポーツについて考えた10年前。

10年後の今、振り返るシリーズ第2弾です!

第1弾では、現在のスポーツにおける最重点課題である「スポーツウォッシング」について、MMAをとりまく現状への懸念を書かせていただきました。

第2弾はさらに視点をフォーカスして、日本MMAを取り巻く様々な課題と懸念について考え、10年後にどう繋げられるかについて書いていきます〜ノシ

 

  • #1 「MMAは選手を守れる」のか?…『SAFE MMA』の意欲的な取り組み
  • #2 アンチドーピング、ペナルティフィー…「罰」はルールを前提に存在する
  • #3 おわりに
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