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ミックスドマーシャルアーツ(MMA)という格闘スポーツについて、コラムや試合レビューを書いています。

2012年8月8日 注目の20代日本人ファイター リンク

※文字数オーバーで全員書ききれず…Orz

Heavyweightヘビー級
[現チャンピオン]
[次期タイトル挑戦者]
[タイトルコンテンダー、その他]

Light Heavyweightライトヘビー級
[現チャンピオン]
Yoshiyuki Nakashini /中西良行滋賀県/11-2-0-1)
 /1985年4月17日(27歳)/Tribe Tokyo MMA所属
 /柔道、サンボ出身の強靭なフィジカルと思い切りの良いアグレッシブな打撃を持つ。サウスポー。
 /日本サンボ選手権大会-100kg級で三度の優勝。
 /DEEP 初代ライトヘビー級王座
 /DEEP ライトヘビー級トーナメント 2010 優勝
 /昨年の初防衛戦でストライカーのベルナール・アッカを立ち際のハイキックをヒットさせてKO勝利し防衛に成功。ノンタイトルでの1勝を挟みアジアMMA遠征。今年のOne FCではメルヴィン・マヌーフと打撃戦を展開するも両者の脛が大きくカットしNCに。

[次期タイトル挑戦者]
[タイトルコンテンダー、その他]

Middleweightミドル級
[現チャンピオン]
[次期タイトル挑戦者]
[タイトルコンテンダー、その他]
Hideto Tatsumi /辰巳豪人兵庫県/4-2-0)
 /1985年1月11日(27歳)/フリーランス
 /元兵庫県警の警察官で、柔道出身のフィジカルと鋭い右ストレートを持つグラップラー。オーソドックス。
 /岡見勇信中村K太郎のスパーリングパートナーで、岡見のUFCサポートメンバー。
 /今年から海外アジアに進出、中国Legendo FCと継続契約。初戦で韓国ストライカー、ヤン・ヘチュンとの打撃戦にKOで敗れるも、6月にNZオールラウンダーのパット・クロウリーをテイクダウンで圧して判定で勝利する。
Kokichi Katahira "Nagisa"/片平吉幸(片平なぎさ)(石川県/5-0-0)
 /1988年8月24日(23歳)/CB IMPACT所属
 /柔道三段の段位保持者で、豪快な投げ技と組みの強さを持つグラップラー。オーソドックス。
 /DEEPフューチャーキングトーナメント2011をアームロックによるオール一本勝ちで優勝する。
 /今年に入りグラップリングの大会で-87kg級で優勝、シュートボクシングにも参戦し判定勝ちしている。Barbaro44の引退大会では禅道会の久保輝彦を1Rにアームロックで一本勝ちし5連勝。

Welterweightウェルター
[現チャンピオン]
Takenori Sato /佐藤豪則秋田県/14-8-6)
 /1985年6月8日(27歳)/Laughter7所属
 /柔道、相撲をベースとしたフィジカル系グラップラー。サウスポー。
 /桜庭和志に師事し、桜庭の代名詞であるチキンウイングアームロックを得意技とする。
 /パンクラス 第6代ウェルター級キング・オブ・パンクラス
 /昨年URAKENとの王座戦をチキンウイングアームロックで一本勝ちし王座戴冠すると、大類宗次朗、石川英司(ドロー)、ストラッサー起一を相手に3度の防衛に成功する。ベルナール・アッカの引退エキシビションの相手も務めた。次戦は2年前に判定敗けしている初代ライトヘビー級 キング・オブ・パンクラシストKEI山宮とのリベンジを懸けた4度目の防衛戦が決定している。
Tomoya Suzuki "Russian"/鈴木智也(ロシアン鈴木)大阪府/4-3-1)
 /1985年11月27日(26歳)/総合格闘技道場コブラ会所属
 /鋭い右のオーバーハンドフックと固く抑え込む寝技を持つグラインダー系グラップラー。オーソドックス。
 /ライジングオン 第4代ウェルター級王座
 /ライト級を主戦場としていたが、今年3月の星子祐介とのライト級タイトルマッチで計量オーバーし、無差別契約となった試合で判定負け。その後ウェルター級に転向し初戦で現王者マキシマムとのタイトルマッチが決定する。試合では序盤に打撃で圧されるもテイクダウン+寝技で上を取り続けてスプリットの判定で勝利し王座戴冠。

[次期タイトル挑戦者]
[タイトルコンテンダー、その他]
Shingo Suzuki /鈴木槙吾静岡県/7-5-3)
 /1986年4月30日(26歳)/ALLIANCE-SQUARE所属
 /高い瞬発力と獰猛な打撃の乱打を得意とするストライカー。オーソドックス。
 /現パンクラスウェルター級4位。勝利後はコーナーポストからバク宙を決める。
 /昨年末にGRABAKAのベテラン、KEI山宮と打撃戦に挑むも1Rにダウンを奪われTKOで敗北する。今年には高木との若手ストライカー対決を秒殺KO勝利で制し、次戦は山宮の同門であるランキング1位の石川英司と対戦が決定。
Yoichiro Sato /佐藤洋一郎秋田県/10-5-2)
 /1985年7月27日(27歳)/グレイシーバッハ東京所属
 /卓越したボクシングテクニックとフットワークを駆使する打撃系オールラウンダー。オーソドックス。
 /現修斗ミドル級5位。現パンクラスウェルター級5位。
 /修斗 第3代環太平洋ミドル級王座
 /修斗ミドル級 2009年新人王
 /今年に中村K太郎に判定負けするも、その後パンクラスに初参戦しランキング4位の大類宗次朗からダウンを奪い判定勝利。7月には井上雄策にも勝利している。
Kenta Takagi /高木健太(埼玉県/7-5-0)
 /1986年5月11日(26歳)/PUREBRED川口 REDIPS所属
 /レスリング、サンボ出身ながら、打撃戦を好み鋭い肘打ちを得意とするストライカー。サウスポー。
 /Cage Forceでは得意の肘打ちで佐藤洋一郎をカットしTKO勝利。Cage Force休止後はパンクラスに出場。ランカーの大類宗次朗、鈴木槙吾と対戦するも敗北。肘ありルールでのケージマッチ出場を期待したい。

Lightweightライト級
[現チャンピオン]
Isao Kobayashi /小林功(ISAO)宮城県/11-1-3)
 /1988年10月28日(23歳)/坂口道場一族所属
 /柔道出身の倒されない腰と速いパンチの連打を武器とするストライカ-。サウスポー。
 /入場では和服をガウンのように着て、演歌と共ににリングインする。
 /パンクラス 第5代ライト級キング・オブ・パンクラス
 /パンクラス ライト級GP 2011 優勝
 /パンクラス 第15回ネオブラッド・トーナメント ライト級優勝
 /昨年開催されたパンクラスライト級GPで決勝進出し、次期パンクラスエース候補の徳留一樹と対戦。1R終盤に怒涛のパンチラッシュで徳留を完全KOし優勝。今年には前ライト級王者で唯一の黒星相手、大石幸史とのタイトルマッチに挑み、スタンドで優勢に試合を進め判定勝利。リベンジを果たすとともにライト級新王者となった。次戦は慧舟會のベテラン田中達憲とのノンタイトル戦が決定。
Yusuke Hoshiko /星子裕介熊本県/)
 /1984年4月10日(28歳)/ロボット刑事K所属
 /ライジングオン 第3代ライト級王座

[次期タイトル挑戦者]
Koji Ando "The Commander"/安藤晃司(東京都/7-3-2)
 /1985年3月9日(27歳)/和術慧舟會東京本部所属
 /柔道出身の安定した組み技と巧みな絡み足を駆使するグラップラー。他のベースはムエタイ。サウスポー。
 /WVR 戦極G!杯 ライト級トーナメント準優勝
 /Cage Force休止後、海外アジア圏に進出。昨年は韓国Road FCで1勝した後、中国Legend FCと継続契約。豪州ストライカーのデミアン・ブラウンに裏三角を極め、続く王座挑戦権試合でブスカペの同門ロブ・ヒルを終始圧し続け判定勝利。LFCライト級王者ジャダンバ・ナラントンガラグへの次期挑戦権を得る。

[タイトルコンテンダー、その他]
Takasuke Kume /久米鷹介(愛知県/13-1-4)
 /1985年4月28日(27歳)/ALIVE所属
 /柔術青帯保持者で、フィジカルの強さと強烈なパウンドを持つ万能グラップラー。オーソドックス。
 /現パンクラスライト級1位。修斗ウェルター級5位。
 /昨年にパンクラスに参戦しチョークで連勝。今年に元UFCファイター、シェーン・ネルソンを終始抑え込みチョーク一本勝ちすると、韓国Road FCにも遠征。イ・ヒョンソクを腕十字で極め、パンクラスでも中村晃司に三角締めで勝利。パンクラス修斗、どちらの王座戦にも近い位置にいるといえる。
Yasuaki Kishimoto /岸本泰昭大阪府/14-4-2)
 /1984年5月13日(28歳)/総合格闘技道場コブラ会所属
 /素早い組みと上下共に安定したポジショニングで試合を制するグラップラー。オーソドックス。
 /DEEPで毛利昭彦やトルネード・ソン、梅田恒介に連勝し勝ち星を重ねると、昨年にはベテラン中尾受太郎に判定勝利し8連勝。今年のDEEPライト級タイトルマッチで中村大介とのグラップラー対決に挑むも、終始寝技で攻め込まれ、判定で敗北。
Featherweightフェザー級
[現チャンピオン]
Yusuke Kawanago "Bancho"/川那子祐輔(東京都/12-3-1)
 /1983年2月2日(29歳)/秋本道場jungle junction所属
 /高い身体能力から繰り出される鋭い右フックでKOを狙うフィアス(獰猛)系ストライカー。オーソドックス。
 /Legend FC フェザー級王座
 /昨年7月より海外アジアに遠征、中国Legend FCと継続契約。初参戦はマーク・ストリーグルに判定で敗れるも、次戦は吴成杰(ウー・チャンチェ)を全局面で圧して判定勝ち。今年には王座決定戦で負傷代役の8連続一本勝ちのグラップラー、计县(チー・シャン)と対戦。序盤のギロチンチョークから逃れると、2Rにパンチでダウンを奪い、そのままスピニング気味にギロチンを極めて一本勝ち。フェザー級王座に戴冠。次戦は8月にライオンズデンのグラップラー、ロベルト・リシタとのタイトルマッチが決定している。
Shinya Irei /伊禮真也沖縄県/7-5-2)
 /1983年6月16日(29歳)/和術慧舟會 HEARTS所属
 /長いリーチから放つ伸びのある右ストレートで一撃KOを狙うストライカー。オーソドックス。
 /Fury MMA ライト級王座
 /昨年4月に海外太平洋MMAに遠征、オーストラリアFury MMAで一階級上であるライト級で王座戦が組まれる。地元ファイターのダンスタンに右ストレートをヒットさせそのままギロチンチョークで一本勝ちし王座戴冠。その後国内では2敗1引き分けとなるも沖縄の凱旋試合では熊澤伸哉にKO勝利。8月にFury MMAフェザー級王者、グラント・ブラックラーとの試合が決定していたものの中止となり、次戦は新鋭、太田駿平との試合がパンクラスで決定。

[次期タイトル挑戦者]
[タイトルコンテンダー、その他]
Hatsu Hioki /日沖発(愛知県/26-5-2)
 /1983年7月18日(29歳)/ALIVE所属
 /BJJ黒帯保持者で、日本フェザー級屈指の寝技を持つオールラウンダー。オーソドックス。
 /国内では修斗創立年と出生年が同じであることから「修斗の子」のニックネームで知られる。
 /WVR 第3代SRCフェザー級王座
 /修斗 第9代世界ライト級王座
 /TKO フェザー級王座
 /WVR 戦極フェザー級GP 2009 ベスト8
Yoshifumi Nakamura "Junior"/中村好史愛媛県/10-3-0)
 /1988年6月29日(24歳)/マッハ道場所属
 /マッハ門下の打撃系グラップラー。強い組みの力と動きを止めないスタミナを持つ。オーソドックス。
 /MNはジュニア。同門の中村俊就と苗字が同じなため、桜井マッハが呼び分けのために名付けたという。
 /修斗ライト級 2011年新人王
 /佐々木憂流迦と美木航に判定負け。昨年の新人王トーナメント準決勝で尾崎大海を攻め続け判定で勝利すると、決勝では加藤忠治との延長戦を制し優勝する。今年の田中半蔵戦を肺炎のため欠場するも、8月の次戦にて改めてこのカードが組まれる。
Tatsunao Nagakura/長倉立尚大阪府/7-3-0)
 /1984年6月22日(28歳)/吉田道場所属
 /大学MVPのラガーマンで、フィジカルと重い腰を持つ異色のハードパンチャー。オーソドックス。
 /2008年のアマチュアDEEPトーナメントを全戦秒殺KOで優勝。立命館大学のチームメイトを引き連れて入場する。
 /プロデビュー後、鍵山雄介、毛利昭彦にパンチでKO勝利。プロ8戦目にして初代DEEPフェザー級王者、松本晃市郎引退試合の相手を務めると共に王座挑戦。負傷からの復帰戦ながら王者と激しい乱打戦を展開するも、2Rにパンチで追い込まれTKO負け。今年には昇侍に判定で敗北するも、門脇英基に連続ダウンを奪いTKOで完勝。
Yusuke Kagiyama /鍵山雄介兵庫県/14-6-2)
 /1983年8月1日(29歳)/総合格闘技道場コブラ会所属
 /豪快な投げ技を持ち、トリッキーに攻め立てるアグレッシブなグラップラー。サウスポー。
 /2007~2008年にアメリMMA遠征、FCCやLOFで6試合を経験する(4-2-0)。
 /昨年のDEEPで昇侍に判定で敗北。今年のDEEPで梶田高裕に判定で勝利すると、RINGSで初代ZSTフェザー級王者奥出雅之と対戦。序盤に腕十字で攻められるも、右フックとパウンド連打で逆転しTKOで勝利する。次戦はDEEPで5勝無敗の慧舟會ファイター、久高正仁との対戦が決定。
Taro Kusano "Gypsy Taro"/草野太郎(ジプシータロー)香川県/6-5-6)
 /1983年11月19日(28歳)/BLOWS所属
 /中蔵隆志仕込みの剛腕を武器にアグレッシブに攻めるストライカー。オーソドックス。
 /ライジングオン 第2代ライト級王座
 /昨年2月に柴博が返上したライジングオンライト級王座に戴冠し、修斗やDEEPにも出場する。年末には寿丸と防衛線を行いドロー防衛。今年にはライト級王座を返上しフェザー級に転向、初戦ではかつて判定で敗れた梶田高裕とDEEPで再戦、判定勝利しリベンジを果たした。

Bantamweightバンタム級
[現チャンピオン]
Shintaro Ishiwatari /石渡伸太郎大阪府/13-4-7)
 /1985年2月21日(27歳)/CAVE所属
 /柔道出身、打投極の全局面で強さを見せる打撃系オールラウンダー。サウスポー。
 /右フックを主としたアグレッシブなKOスタイルから、テイクダウンを混ぜるオールラウンドなスタイルへと急成長中。
 /パンクラス 第2代バンタム級キング・オブ・パンクラス
 /昨年にパンクラス初参戦すると、ランカーの赤井太志朗と引き分ける。その後手塚基伸との接戦をスプリットで制し王座挑戦権を獲得、王者井上学と熱戦の末3Rにダウンを奪い判定勝ちし王座戴冠。今年には赤井太志朗と初防衛戦を行い、判定で勝利再戦を征する共に防衛に成功。ノンタイトル戦で日吉伸尊にも勝利。
Hiromasa Ogikubo /扇久保博正岩手県/10-2-2)
 /1987年4月1日(25歳)/パラエストラ松戸所属
 /極真空手出身ながらチョークによる一本勝ちを得意とするグラップラー。オーソドックス。
 /第3代修斗世界フェザー級王座、松根良太に師事し、松根の「THE」の剃り込みを引き継ぐ。
 /修斗 第8代世界フェザー級王座
 /修斗 第2代環太平洋フェザー級王座
 /修斗フェザー級 2007年新人王
 /松本輝之との環太平洋王座戦を制し、今年の防衛戦で徹肌ィ朗を判定で破り王座防衛。5月に世界王座に挑戦。王者岡嵜康悦にチョークで一本勝ちし、2年越しのリベンジを果たすと共に世界王座に戴冠した。王座戦には堀口を指名。
Shunichi Shimizu /清水俊一(東京都/25-8-10)
 /1985年1月31日(27歳)/宇留野道場所属
 /階級上の選手にも負けないフィジカルの強さとアグレッシブ差を持つ柔道出身グラップラー。オーソドックス。
 /三兄弟の長兄で、清水俊裕清水哲平実弟。「ZSTの鉄人」の異名をとるベテランファイター。
 /Bushido FC フェザー級王座
 /今年6月に海外アジアに遠征、リトアニアBushido FCと契約しカザフスタン大会に出場。通常のバンタム級より1階級上のフェザー級タイトルマッチに挑み、地元の新鋭エルザン・エスタノフと対戦。序盤のバックチョークを凌ぎ2Rに三角絞めで一本勝ち。フェザー級王者となる。その後はバンタム級で日本で手塚基伸に判定で敗れている。今後の階級、王座戦については不明。
Daichi Fujiwara /藤原大地大阪府/11-3-1)
 /1983年11月3日(28歳)/STT&ラーメン荘 歴史を刻め所属
 /ライジングオン 初代バンタム級王座
 /ライジングオン バンタム級王座決定トーナメント2011 優勝

[次期タイトル挑戦者]
Kyoji Horiguchi /堀口恭司群馬県/8-1-0)
 /1990年10月12日(21歳)/ KRAZY BEE所属
 /伝統派空手出身のストライカー。切り裂くような踏み込みと正確な一撃で全距離で強さを見せる。オーソドックス。
 /修斗フェザー級 2011年新人王
 /新人王決勝戦赤尾セイジを終始打撃で圧倒、2RKO勝利し一躍注目を集める。根津優太、直撃我聞に連勝し今年に第5代修斗世界フェザー級王者上田と対戦。ダウンを奪うなど健闘するも判定で敗北する。その後徹肌ィ朗にKO勝利、王座挑戦権試合で井上学に判定勝利し、次戦は扇久保とのタイトルマッチが確実視されている。
Tatsumitsu Wada/和田竜光山梨県/8-6-1-1)
 /1988年11月16日(23歳)/吉田道場所属
 /極真空手道場の家に生まれ、高校では柔道を経験。バランスの良い強さを持つオールラウンダー。オーソドックス。
 /昨年には原田ヨシキを打倒で制し判定勝利、続くDJ.taiki戦でも3Rにダウンを奪われるも安定した戦いで判定勝利する。今年には前DEEPバンタム級王者の大石と対戦、ケージを上手く使いテイクダウンを凌ぎ打撃をヒットさせ判定勝利。若手ファイターに連続勝利し次戦は念願の王者前田吉朗とのタイトルマッチが決定した。

[タイトルコンテンダー、その他]
Issei Tamura /田村一聖(東京都/7-3-0)
 /1984年3月12日(28歳)/KRAZY BEE所属
 /UFC日本大会で一夜にして名を挙げた打撃系レスラー。オーソドックス。
 /背中には日本地図を模した刺青がある。強力な右のフックと高いレスリング力が持ち味。
 /修斗ライト級 2008年新人王
 /今年2月のUFC日本大会で負傷欠場したレオナルド・ガルシアの代役として第一試合に抜擢されると、中国トップファイターの张铁泉(ジャン・ティエチャン)を打撃戦の末2RにKOして大金星を上げる。その後バンタム級に転向しハファエル・アスンソンと対戦するも1Rにカウンターを取られTKOで敗北する。
Masanori Kanehara /金原正徳(東京都/20-1-5)
 /1982年11月18日(29歳)/パラエストラ八王子所属
 /柔術茶帯保持者で、全局面でバランスの良い強さを見せる万能型オールラウンダー。オーソドックス。
 /WVR 初代SRCフェザー級王座
 /WVR 戦極フェザー級GP 2009 優勝
 /昨年より海外MMAに遠征、ジャクソンズMMAで石渡、廣田らと出稽古を行う。昨年にはロシアFNフェザー級王座戦でラスル・ミルザエフにKOで敗北するも、後XFSでブラディ・ハリソンに、HEATでジェイク・ハッタンにリアネイキッドチョークで一本勝ちし連勝。7月のDEEPではトニー・レイズにKOで完勝。来年3月のUFC日本大会に向け、メジャーリーグへの契約も期待したい。
Motonobu Tezuka /手塚基伸(長野県/19-4-4)
 /1987年8月29日(24歳)/総合格闘技道場コブラ会所属
 /柔術茶帯保持者で、多彩なグラウンドテクニックを持つトリッキーなグラップラー。サウスポー。
 /空手経験も持つ。入場時には特撮ヒーロー風のマスクと入場曲で会場を沸かせる。現パンクラスバンタム級1位。
 /パンクラス 第16回ネオブラッド・トーナメント バンタム級優勝
 /現王者石渡との王座挑戦権試合に敗れたが、その後3連勝。曹竜也との試合は不完全燃焼のDSとなったが、清水三兄弟の長兄、俊一に判定で勝利し石渡への王座挑戦をアピールした。
Shoko Sato /佐藤将光(東京都/18-11-2-1)
 /1987年8月21日(24歳)/坂口道場一族所属
 /重くスピードのある突き技で一撃KOを狙うストライカー。オーソドックス。
 /現パンクラスバンタム級6位。
 /TRIBELATE 初代フェザー級王座
 /パンクラスに参戦しながら昨年よりアジアMMAに遠征、韓国Road FCと継続契約し今年にバンタム級トーナメントにエントリー、1回戦で韓国エースのカン・キョンホを1Rにダウンさせるも腕十字を取られて一本負けし敗退。その後村田卓実にTKO勝利、Road FCトーナメントで第3代ライジングオンフェザー級王者、キム・スーチョルと対戦するも延長の末TKOで敗北。
Tatsuya So /曹竜也沖縄県/11-7-3)
 /1984年12月20日(27歳)/闘心所属
 /強靭な身体のバネを使った打撃と激しいグラウンドムーブを持つグラップラー。サウスポー。
 /第12回パンクラスネオブラッドトーナメント フェザー級準優勝。現パンクラスバンタム級8位。
 /
Yuta Sasaki "Uruka"/佐々木佑太(佐々木憂流迦)静岡県/10-1-1)
 /1989年10月7日(22歳)/和術慧舟會 駿河道場所属
 /長いリーチによる打撃と、そこから繋がる独創的な寝技を持つグラップラー。オーソドックス。
 /修斗ライト級 2010年新人王
Yo Saito "The Guillotine"/齊藤曜(The ギロチン)宮城県/)
 /1985年1月26日(27歳)/ブレイブハート所属
 /太い腕でがぶりからのギロチンチョークを狙う柔術グラップラー。オーソドックス。
 /第15回ネオブラッド・トーナメント フェザー級修斗ライト級 2010年新人王トーナメント準優勝。
Seiji Akao "Sage"/赤尾征爾(赤尾セイジ)大阪府/15-5-2)
 /1984年10月27日(27歳)/NEX-SPORTS所属
 /レスリングをベースとした高いテイクダウン能力とアグレッシブさを持つ打撃系レスラー。オーソドックス。
 /柔術紫帯保持者で大会にも数多く出場、今年のCOPA DUMAU 2012ではアダルト紫帯ペナ級(-67kg)で優勝。
 /昨年のDEEPで中村優作を抑え込みチョークで一本勝ちし、トニー・レイズに三角絞めで攻められるも寝技戦を制して判定で勝利する。年末に中村アイアンにポジションを奪われ判定で敗れる。今年は堀友彦との引き分けを挟んで、次戦はDJ.taikiとの試合が決定。
Makoto Kamaya /釜谷真京都府/21-10-2)
 /1983年8月19日(28歳)/TEAM TOURI所属
 /柔らかな身体から鋭い打撃の連打を放つ打撃系オールラウンダー。空手出身。オーソドックス。
 /昨年はDEEPで対戦相手を安定した打撃と寝技で4連勝。今年の戸井田カツヤ戦では正確なカウンターと必殺の右フックで鮮烈なKO勝利を収める。6月にはDJ.taikiと壮絶な打撃戦を展開、3RにDJからダウンを奪いかけるもドローとなり、連勝記録は6でストップした。
Yusaku Nakamura /中村優作大阪府/4-3-0)
 /1986年6月21日(26歳)/総合格闘技スタジオSTYLE所属
 /日本拳法出身の重く鋭い突き技を武器とするストライカー。オーソドックス。
 /DREAMバンタム級ジャパンGPに代理出場し、2RTKOで敗退するも1Rに山本篤を連続でダウンさせ注目を集める。赤尾セイジ、DJ.takiには一本負け、原田ヨシキは打撃で圧倒するも負傷判定で勝利。次戦はベテランストライカー、宮川博孝との試合が決定。
Yoshiki Harada /原田佳樹(原田ヨシキ)(千葉県/6-2-1)
 /1984年9月29日(27歳)/ マッハ道場 巣鴨支部所属
 /強烈なローとストレート気味のフックの連打でアグレッシブに攻めたてるストライカー。サウスポー。
 /昨年に原井徹を打撃で圧倒し2RKO勝利。中村優作戦では中村のパンチでダウンを奪われるが原田のサミングにより試合中断、負傷判定で敗北。今年には一度引き分けた堀友彦にパンチの連打をヒットさせ1RKOで圧勝した。
Yuki Takasaka "Hanareme Monjiro TK"/高坂勇輝(花レメ紋次郎TK)大阪府/12-4-2)
 /1984年8月10日(27歳)/総合格闘技道場コブラ会所属
 /DEMOLITION XIGMA cupフェザー級トーナメント優勝

Flyweightフライ級
[現チャンピオン]
Kiyotaka Shimizu /清水清隆(栃木県/10-7-3)
 /1984年3月14日(28歳)/Tribe Tokyo MMA所属
 /サンボ出身で安定した強さを持つ寝技系オールラウンダー。オーソドックス。
 /2009年に第7回東日本サンボ選手権大会62kg級で優勝。グラップリングの試合にも出場している。
 /パンクラス 第2代スーパーフライ級キング・オブ・パンクラス
 /パンクラス 第15回ネオブラッド・トーナメント フライ級優勝
 /2010年にパンクラス砂辺光久とのタイトルマッチに勝利しフライ級王者となる。その後パンクラスの階級改正に伴いスーパーフライ級(旧フライ級)王者に。砂辺の挑戦を2度退け、今年に変則系ストライカーの小塚誠司にドロー防衛し3度目の防衛に成功。次戦は修斗でランキング6位の菅原雅顕と対戦予定。
Yuki Motoya /元谷友貴(石川県/6-3-0)
 /1989年9月14日(22歳)/CB IMPACT所属
 /巧みな足技で相手を翻弄する寝技系オールラウンダー。オーソドックス。
 /ローキックを得意とする他、飛びつきやラバーガードなどの多彩な寝技を持つ。
 /DEEP 初代フライ級王座
 /名古屋で開催されたDEEPフライ級トーナメントに出場し、SB出身の崎村の腕をアームロックで極めて準決勝進出。準決勝で加藤直之の猛攻を凌ぐと優勝候補の木部亮を上段前蹴り一発で倒しTKO勝利。初代王者となる。

[次期タイトル挑戦者]
Masakazu Utsugi /宇津木正和大阪府/5-3-2)
 /1985年1月13日(27歳)/パラエストラ古河所属
 /打たれても前に出る気持ちの強さとハンドスピードの速い左右のフックの連打でKOを狙うストライカー。サウスポー。
 /第17回ネオブラッドトーナメント スーパーフライ級準優勝。現パンクラスフライ級4位。
 /今年に江泉卓哉とのストライカー対決に挑むも互いに攻めきれずにドローとなる。次戦の松永義弘では試合開始から打撃戦を展開、松永から何度もダウンを奪いTKO勝利する。今月には江泉とのフライ級次期挑戦権試合に挑み、序盤にカウンターで追い込まれるも、的確に打撃をヒットさせ続けて逆転のTKO勝利。再戦を制すると共に現王者である砂辺光久とのフライ級タイトルマッチが決定した。「スピードスター」砂辺との最速の打撃戦を制することができるか。

[タイトルコンテンダー、その他]
Yuki Yasunaga /安永有希(東京都/9-5-0)
 /1983年2月2日(29歳)/東京イエローマンズ所属
 /素早いステップと粘り強い組み技を持つグライダー系グラップラー。オーソドックス。
 /現パンクラススーパーフライ級1位。朝日昇に師事する。
 /パンクラス 第17回ネオブラッド・トーナメント スーパーフライ級優勝
 /修斗を主戦場としていたが、昨年のネオブラッドトーナメントに代理出場すると、準決勝で優勝候補の北方大地に判定勝利し、決勝では宇津木正和に判定勝利し優勝。その後堅実な試合運びで廣瀬勲や戻りガツオにも勝利しパンクラスで無敗の7連勝となる。次期タイトル挑戦者候補。
Daichi Kitakata 北方大地大阪府/8-3-0)
 /1991年3月30日(21歳)/パンクラス稲垣組所属
Takuya Eizumi /江泉卓哉群馬県/10-10-3)
 /1983年10月19日(28歳)/総合格闘技武門會所属
 /空手出身のストライカー。小柄な体躯から強烈な打撃を放つ。オーソドックス。現パンクラスフライ級5位。
 /昨年のパンクラスフライ級初代王座決定トーナメントに出場するも、グラップラー阿部博之に光を消されて腕十字で敗退する。今年にはタイガー石井との因縁のラバーマッチをKOで勝利する。今月に宇津木正和との次期フライ級王座挑戦権をかけて再戦。ダウンを奪い優勢に立つも逆転のTKO負けを喫し、王座挑戦ならず。
Haruo Ochi /越智晴雄愛媛県/9-2-1)
 /1984年2月7日(28歳)/パラエストラ愛媛
 /小柄な体格から重い右ストレート+左フックを繰り出すパワーストライカー。オーソドックス。
 /現修斗バンタム級2位。2008年新人王トーナメント準優勝。
 /今年にパンクラススーパーフライ級王者、清水を打撃の連打と腰の重さで圧し続け判定勝利する。王者の漆谷&一位のフォルミーガが共にUFCと契約であるため、王座決定戦が待たれる。
Fumihiro Kitahara /北原史寛(北海道/10-3-1)
 /1984年5月22日(28歳)/パラエストラ札幌所属
 /柔道出身の組み技と素早い踏み込み、強い極めを持つ柔道系グラップラー。サウスポー。
 /現修斗バンタム級3位。
 /修斗バンタム級 2008年新人王
 /昨年末にKODOにチョークスリーパーで一本勝ちするも、今年の神酒龍一戦では寝技に持ち込めずパンチを被弾しKOで敗北。
Kentaro Watanabe /渡辺健太郎大阪府/8-3-0)
 /1983年10月3日(28歳)/直心会格闘技道場所属
 /回転の速いフルスイングの打撃を持つ直心会所属のキック系ストライカー。オーソドックス。
 /昨年佐藤ハヤト、ランボー宏輔神酒龍一に勝利し3連勝。今年にはデビュー戦の韓国ファイターを秒殺KOで勝利。上位ランカーとの対戦を期待したい。
Naoyuki Kato/加藤直之(愛知県/9-4-1)
 /1983年10月21日(28歳)/SPLASH所属
 /柔道出身のフィジカルの強さと鋭いボクシングを持つストライカー。オーソドックス。
 /DEEP愛知の公武堂ファイトのエースで、乱打戦を制するボクシングテクニックが武器。
 /DEEPフライ級トーナメントでは優勝候補、宮川博孝にペダラーダからのパウンドでKO勝利するアップセットを起こす。準決勝では元谷友貴を打撃で圧していくも元谷の寝技に苦しみ判定負け。
Takeshi Kasugai "Agar"/春日井健士(寒天タケシ)岐阜県/8-2-1)
 /1988年7月27日(24歳)/GSB所属
 /MNのアガーは寒天の意。柔術青帯保持者でグラップリング選手でもある。オーソドックス。
 /元谷、加藤にも勝利している。DEEPフライ級トーナメントでは1回戦で慧舟會の村田卓実と対戦、熱戦の末2R終了間際にチョークスリーパーで一本勝ち。準決勝に進出するも負傷欠場となる。

Strawweightストロー級
[現チャンピオン]
Mikihito Yamagami /山上幹臣(埼玉県/7-2-0)
 /1987年6月22日(25歳)/総合格闘技道場STF所属
 /長いリーチと鋭い左ストレートでKOを狙うキックボクシングタイプのストライカー。サウスポー。
 /RISE『KAMINARIMON』トーナメント2008 優勝。他プロキックボクシング経験あり。
 /修斗 第3代世界フライ級王座
 /修斗フライ級 2008年新人王
 /昨年の修斗でATCHアナーキーとのリベンジマッチで判定勝利し王座挑戦権を得る。タイトルマッチでは王者生駒純司を開始直後の左ストレート一発をクリーンヒットさせ秒殺KO勝利し、わずか9戦で修斗フライ級王座を戴冠した。
 /次戦は猿丸ジュンジとのタイトルマッチが決定している。両者は新人王決勝戦以来の再戦。

[次期タイトル挑戦者]
Junji Ito "Sarumaru"/伊藤淳二(猿丸ジュンジ)(神奈川県/9-3-0)
 /1986年8月23日(25歳)/シューティングジム横浜所属
 /鋭いパンチと膝蹴りを持つ、国内ストロー級トップストライカー。現修斗フライ級ランキング1位。
 /修斗でグアムトップファイターのジェシー・タイタノとの乱打戦を制し、ATCHアナーキーに右フックでTKO勝利する。生駒純司との王座決定戦に敗北するも、正城ユウキに判定で勝利し、2度目の王座挑戦権と山上へのリベンジマッチのチャンスを得た。

[タイトルコンテンダー、その他]
Tadaaki Yamamoto "Onibozu"/山本忠昭(オニボウズ)兵庫県/8-1-2)
 /1986年6月11日(26歳)/総合格闘技ゴンズジム所属
 /首関節を得意とする打撃系グラップラー。オーソドックス。現修斗フライ級ランキング2位。
 /勝利時の舌を出したマッチョポーズは、ゴンズジム選手の決めポーズ。
 /修斗フライ級2010新人王トーナメント決勝戦にてマッチョ・ザ・バタフライに敗北。前王者生駒の引退試合の相手を務め、2Rにチョークスリーパーで一本勝ち。ヒートたけしにも1RKO勝利している。
Shinya Murofushi /室伏伸哉(室伏シンヤ)静岡県/7-3-1)
 /1983年7月10日(29歳)/SUBMIT静岡所属
 /痩身から繰り出すロングリーチの打撃と長い足を使った独特の極め技を持つ変則系グラップラー
 /同門のグラップラー、室伏カツヤは実兄。現修斗フライ級ランキング5位。
 /修斗フライ級 2006年新人王
 /現王者山上との長身対決では判定で敗れたが、昨年のマッチョ・ザ・バタフライ戦では持ち前の寝技を駆使しハンマーロックで一本勝ち。次戦は下川雄生との寝業師対決。
Masayoshi Kato "Macho the Butterfly"/加藤昌良(マッチョ・ザ・バタフライ)大阪府/6-2-1)
 /1984年2月29日(28歳)/総合格闘技道場コブラ会所属
 /前傾姿勢から思い切りの良い多彩な打撃を放つ長身の打撃系グラップラー。オーソドックス。
 /2010年新人王トーナメント決勝ではピンクのブラジャーにスカートという奇抜な衣装で入場、スカートを履いたまま試合を行うなど、奇抜な演出を行う選手。
 /修斗フライ級 2010年新人王
 /昨年に2003年新人王の春崎武裕に1Rフロントチョークで一本勝ちするも、室伏シンヤとの寝技対決では2Rにハンマーロックを取られ一本負け。今年にベテランストライカーATCHアナーキーを全局面で圧して判定で勝利。次戦はクラスA昇格、フライ級上位ランカーとの試合を期待したい。