『UFC on FUEL TV 8』 3月2日 日本、埼玉県
2013年初のUFC日本大会です。タイトルマッチはありませんが、日本に馴染みの深い選手を中心に、派手な試合展開が予想されるカードが揃っています。
メインは実に6年半年ぶりに日本に「凱旋」を果たすヴァンダレイ・シウバが、母国アメリカで絶大な人気を誇る強豪"オールアメリカン"ブライアン・スタンと共に階級をライトヘビー級に上げて対戦します。
セミでは二回連続の日本上陸となった"サモアの怪人"マーク・ハントが、UFC最大の身長を誇るオランダの24歳"スカイスクレイパー(摩天楼)"ステファン・ストルーフェと対戦します。
メインカード ライト級
ディエゴ・サンチェズvs.五味隆典
TUF1の優勝者であり、UFCで数々の名勝負を繰り広げてきた"ナイトメア"改め"ドリーム"サンチェズがついに日本に初上陸。
実はサンチェズがアメリカ以外の地で試合をするのはこれが二度目(一度目は2009年のイギリス大会)。アウェイの地を逆指名した本意は計り知れませんが、凄まじい試合でFUTNを、あわよくばKOTNを狙ってくることは間違いないでしょう。
対戦相手の五味。UFCではグイダ以来となる上位陣との闘いとなりました。ホームという環境を追い風にして頑張ってほしいですね。この試合如何で今後のUFCでの立ち位置が確定するといってもいいでしょう。
個人的「裏メイン」なこの試合。秒殺であっけなく…ではなく、出来るだけ長く試合を観ていたいです!
ディエゴ・サンチェズ / Diego Sanchez "The Dream"
(USA/USA、ニューメキシコ州)
生年月日:1981年12月31日
所属チーム:Jackson’s Mixed Martial Arts (ジャクソンズMMA)
スタンス:オーソドックス
特記事項:ブラジリアン柔術茶帯、カレッジレスリング州大会優勝、ガイドージュツ黒帯
獲得タイトル:KOTC 第六代ウェルター級王座、『TUF 1』 ミドル級トーナメント優勝
メンタルポイント:異常な闘争心、勝機を逃さない観察眼
テクニカルポイント:全方面から放たれる回転の速い打撃、バックポジションからの攻め
フィジカルポイント:爆発力を生み出す筋力、萎えない耐久力とスタミナ
五味隆典 / Takanori Gomi "The Fireball Kid"
(日本/日本)
生年月日:1978年9月22日
所属チーム:久我山ラスカルジム
スタンス:サウスポー
特記事項:特になし
獲得タイトル:PRIDE 初代ライト級王座、修斗 第5代ウェルター級世界王座
メンタルポイント:KOを狙うアグレッシブさ、鋭い勝負勘
テクニカルポイント:変則スイッチから放たれる強烈なフック、組み際でのプッシング
フィジカルポイント:柔らかく力強い筋肉、一瞬の爆発力
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メインカード ミドル級
岡見勇信vs.ヘクター・ロンバード
およそ二か月という短いスパンで緊急参戦が決まった岡見。それだけ前回のボーチ戦での手痛いKO負けを払拭したいという気持ちが強いのでしょう。
しかし対戦相手は初代BFCミドル級王者の『雷神』ロンバード。どの局面でも振り出される鉄槌の威力は絶大であり、一発貰えばボーチ戦の再来…ということも十分に考えられます。
ロンバードも岡見と同じく約二か月ぶりの試合となり、時間的条件は五分。
この高い壁を越え、今度こそ母国に岡見勇信の名前を知らしめてほしいです!!
岡見勇信 / Yushin Okami "Thunder"
(日本/日本、神奈川県)
生年月日:1981年7月21日
所属チーム:和術慧舟會東京本部、チームクエスト
スタンス:サウスポー
特記事項:柔道黒帯
スタイル:柔道、ボクシング
メンタルポイント:冷静さ
テクニカルポイント:ストレートパンチ、粘り腰、トップキープ
フィジカルポイント:屈強な体格とリーチ
ヘクター・ロンバード / Hector Lombard "Lightning"
(キューバ/USA、フロリダ州)
生年月日:1978年2月2日
所属チーム:American Top Team (アメリカン・トップチーム)
スタンス:サウスポー
特記事項:柔道四段、ブラジリアン柔術黒帯
スタイル:ボクシング、柔道
メンタルポイント:冷徹さ、集中力
テクニカルポイント:重く伸びるパンチ、粘り腰、ポスチャーコントロール
フィジカルポイント:しなやかに伸びる筋肉、パワー
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メインカード フェザー級
廣田瑞人vs.ハニ・ヤヒヤ
岡見と共に緊急参戦する"闘拳"廣田。StrikeForceの契約が引き継がれ、フェザー級で再出発を目指します。
最も好きな選手の一人であり、是が非でもチャンスを掴んでほしいです。
対戦相手のヤヒヤの純正グラップラーとしての脅威は多くの人が知るところですが、それ以外にも危惧はふたつあります。
ひとつは初のフェザー級転向であること。階級転向は相当な負担がかかり、何が起こるか予測不可能です。
もうひとつは右腕の筋力。骨折からほぼ回復しているという右腕ですが、復帰後の試合を見るにかつての相手を壊してしまうような危険な破壊力にはほど遠い、というのが正直な感想です。
こんな危惧を吹き飛ばしてくれるような、廣田選手らしい試合を観たいです!
廣田瑞人 / Mizuto Hirota "Pugnus"
(日本/日本、長崎県)
生年月日:1981年5月5日
所属チーム:CAVE
スタンス:オーソドックス
特記事項:特になし
スタイル:ボクシング、柔道、相撲
獲得タイトル:戦極(SRC) 第2代ライト級王座、CAGE FORCE 第2代ライト級王座、DEEP 第6代ライト級王座
メンタルポイント:躊躇なく踏み込む強い精神力、マイペースさ
テクニカルポイント:コンパクトで正確なボクシング
フィジカルポイント:距離感と眼の良さ、粘り腰
ハニ・ヤヒヤ / Rani Yahya
(ブラジル/ブラジル、ブラジリア)
生年月日:1984年9月12日
所属チーム:Constrictor Team (コンストリクトル・チーム)
スタンス:オーソドックス
特記事項:ブラジリアン柔術二段、ADCC66kg級優勝(2007年)準優勝(2005年)
スタイル:ブラジリアン柔術
メンタルポイント:淡々とした試合力
テクニカルポイント:正確無比な寝技コントロール、首関節技
フィジカルポイント:俊敏に動く手足
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プレリミナリー ミドル級
福田力vs.ブラッド・タバレス
昨年のUFCで「最も打撃を当てた男」に選ばれたリッキー。すべての試合がタフさを前面に出した熱い試合でした。
対戦相手のタバレスはハワイ出身。スタミナに若干の不安を持つものの、長い射程を持つオーバーハンドフックの攻撃力は折り紙つきです。
トップ戦線に食い込むための最後の査定試合ともいえるこの試合。
昨年の良い流れを断ち切らぬまま再びたまアリを熱狂させてほしいです!
福田力 / Riki Fukuda "Killer Bee"
(日本/日本)
生年月日:1981年1月6日
所属チーム:GRABAKA
スタンス:サウスポー
特記事項:特になし
獲得タイトル:DEEP 第5代ミドル級王座
メンタルポイント:勝機を逃さない勝負力の鋭さ
テクニカルポイント:鋭いタックルとテイクダウン
フィジカルポイント:日本人屈指のパワー、分厚い筋肉とスタミナ
ブラッド・タバレス / Brad Tavares
(USA/USA、ネバダ州)
生年月日:1987年12月21日
所属チーム:Xtreme Couture (エクストリーム・クートゥア)/ MMA Development
スタンス:オーソドックス
特記事項:特になし
メンタルポイント:常にKOを狙う猛進さ
テクニカルポイント:初速の速いオーバーフックとハイキック、強烈な投げ
フィジカルポイント:しなやかでパワーのある筋肉、組み勝つ肉体の強さ
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プレリミナリー バンタム級
水垣偉弥vs.ブライアン・キャラウェイ
昨年2月の日本大会で、安定感のある試合を見せながらもジャッジが"カミカゼ"カリアソの積極的な打撃と圧力を支持。ガッキーは母国凱旋を勝利で飾れませんでした。
そして11月のホーグランド戦ではアグレッシブさを前面に見せ文句なしの判定勝利。初のメジャー二連勝を、そして母国での勝利を目指し再びガッキーは日本大会に挑みます。
対戦するキャラウェイは近年で最もレベルが高い選手が集まった『TUF14』のフェザー級ベスト4。第二代SF女子バンタム級王者ミーシャ・テイトの恋人としても知られていますね。
振り回すようなフックとアグレッシブな寝技は隙も多く、ガッキーにとって油断せずに確実に勝っておきたい相手といえます。
水垣偉弥 / Takeya Mizugaki
(日本/日本)
生年月日:1983年12月16日
所属チーム:シューティングジム八景
スタンス:オーソドックス
特記事項:特になし
獲得タイトル:CAGE FORCE 初代バンタム級王座、修斗 2005年フェザー級新人王
メンタルポイント:冷静さ、素早い反射神経
テクニカルポイント:正確なボクシング、優れたポスチャーコントロール
フィジカルポイント:強力な打撃を放つ長い手足、戦いきるスタミナ
ブライアン・キャラウェイ / Bryan Caraway "Kid Lightning"
(USA/USA、ワシントン州)
生年月日:1984年8月4日
所属チーム:Team Alpha Male (チーム・アルファメイル)
スタンス:オーソドックス
特記事項:特になし
メンタルポイント:優れた状況判断
テクニカルポイント:上下に上半身を振る独特のボクシング、優れたポジショニング
フィジカルポイント:細長く力強い両腕、バランス感覚
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プレリミナリー ライト級
クリスチアーノ・マルセロvs.徳留一樹
メジャー初参戦を果たす日本の徳留。
多くの格闘技を経験し、バランスの良さと身体能力の高さを持ったパンクラスの若手です。
初の金網であり、対戦相手のマルセロは打撃、寝技ともにアグレッシブなファイター。そして2010年のマチェイ・ゴルスキー以来となる世界戦。
これ以上ない逆境の中、全力が出せるよう精一杯の声援を送ります!頑張れ!!
クリスチアーノ・マルセロ / Cristiano Marcello
(ブラジル/ブラジル)
生年月日:1977年12月3日
所属チーム:CM System (CMシステム)
スタンス:オーソドックス
特記事項:ブラジリアン柔術四段
メンタルポイント:真っ向勝負する精神力
テクニカルポイント:一級品の柔術テクニック
フィジカルポイント:ブラジリアンの高い身体能力
徳留一樹 / Kazuki Tokudome
(日本/日本)
生年月日:1987年3月4日
所属チーム:パラエストラ八王子
スタンス:サウスポー
特記事項:柔道二段
メンタルポイント:熱い闘争心
テクニカルポイント:組み際の力強さ、寝技での制圧力
フィジカルポイント:日本人離れした長いリーチとパワー
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『UFC 158』 3月16日、カナダ、ケベック州モントリオール
2013年初のUFCカナダ大会です。
メインは前回に引き続き、GSPこと『カナダ最高の戦士』第八代UFCウェルター級王者ジョルジュ・サンピエールが、実に8度目となる防衛戦を行います。対するはカナダ大会の恰好のヒールとして選ばれた"悪童"ニック・ディアズ兄貴。
その他にも暫定王者カルロス・コンディットvs.新鋭ローリー・マクドナルド&コンテンダー筆頭ジョニー・ヘンドリックスvs.怪力ジェイク・エレンバーガーといった、ウェルター級トップ戦線の試合が二試合組まれており、一夜にしてウェルター級勢力図が大きく変わるかもしれない緊迫した大会となっています。
プレリミナリー バンタム級
ミッチ・ギャニオンvs.田村一聖
全米デビュー戦でアスンソンの拳に倒れた一聖。現在1勝1敗、出直しの一戦を迎えました。
カナダ大会の人気ファイター、ギャニオンは小柄ながらハートとフィジカルの強さを持ち、真っ向から攻め合う非常にしんどい試合になることが予想されます。
バンタム級転向により速いスピードの攻防を迫られる転向二戦目。アウェイの逆風を吹き飛ばす思い切りの良いファイトに期待です!!
ミッチ・ギャニオン / Mitch Gagnon "The Machine"
(カナダ/カナダ、オンタリオ州)
生年月日:1984年10月10日(28歳)
所属チーム:Team Shredder (チーム・シュレッダー)
スタンス:オーソドックス
特記事項:ブラジリアン柔術青帯
スタイル:ボクシング、ブラジリアン柔術
メンタルポイント:勇敢さ、アグレシッブさ
テクニカルポイント:鋭く飛ばすフックとパウンド、首関節技
フィジカルポイント:小柄だががっしりとした筋肉
田村一聖 / Issei Tamura
(日本/日本、東京都)
生年月日:1984年3月12日
所属チーム:KRAZY BEE
スタンス:オーソドックス
特記事項:ブラジリアン柔術紫帯
スタイル:フリースタイルレスリング
メンタルポイント:集中力と勝負強さ
テクニカルポイント:タックルとオーバーハンドフック
フィジカルポイント:分厚い肉体とスタミナ
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『イベント名』 月日、会場
階級
赤コーナーvs.青コーナー
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名前 / Name ""
(国籍/所属)
生年月日:年月日
所属チーム:
スタンス:
特記事項:
スタイル:
メンタルポイント:
テクニカルポイント:
フィジカルポイント:
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北アメリカ
南アメリカ
アジア&オセアニア
ヨーロッパ
アフリカ
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