開催日時 | 2012年12月22日(日) |
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大会名 | DEEP 64 IMPACT ~WADA vs. OCHI~ |
プロモーション | DEEP |
開催地 | 日本(東京) |
開催ホール | ディファ有明 |
オーナーシップ | 佐伯繁(代表) Shigeru Saeki |
プロダクションチーム | "お宮の松" 佐藤勝(リングアナウンサー) "Omiyamanomatsu" Masaru Sato |
試合場 | ロープリング |
赤コーナー | フライ級 5分3ラウンド 3ラウンド 判定(3-0) |
青コーナー |
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○元谷友貴 Yuki Motoya |
名前 | ×清水清隆 Kiyotaka Shimizu |
ミドルネーム | ||
日本(石川県) | 出身 | 日本(栃木県) |
CBインパクト | 所属 | トライブ・トーキョー・MMA |
24歳 | 年齢 | 29歳 |
170cm | 身長 | 158cm |
奇襲型、キックボクシング、関節技 | スタイル | 万能型、スイッチテイクダウン、 パンチ |
8-4-0 | 戦績 | 13-8-3 |
日本フライ級トップファイター激突!
燃え盛る清水の情熱と真っ向捌き切った元谷の静かな野生。
DEEPフライ級初代チャンピオンの元谷。
170cmのフィジカルの強いボディを持ち、ゆるりとした構えから鋭く突き刺すキックと広い制空権を生む荒々しいフックを持つ野性的なファイターです。
関節技にも優れ、強靭で長い脚を巧みに動かすガードワークはこの階級でもトップの迫力があります。
パンクラス第二代スーパーフライ級キング・オブ・パンクラシスト(現王者)の清水。
スーパーフライ級は125lb級であり、階級名は違いますがDEEPフライ級とほぼ同階級といえます。
相手の急所を正確に射抜く精密なパンチとキックの連打と、そこから瞬時にスイッチするテイクダウンを強力な武器とします。身長159cmの小柄な体格ながら、スピードとテクニックは日本のフライ級でも一級の強さを持ちます。
この試合は日本のフライ級のトップ・ランキング戦といえます。
元谷は現王者・和田竜光(たつみつ)にチャンピオンシップで敗れましたが、ほぼ互角の試合内容であり負けてなお評価を上げる試合でした。
対する清水はパンクラスで5連続防衛を果たしましたが、修斗では北原史寛(ふみひろ)のテイクダウンに苦戦し、渡辺健太郎の強烈なフックの回転に圧され判定負けを喫し、苦戦を強いられる一年でした。再起をかけたPANCRASE 252での山本篤とのチャンピオンシップも延期。この苦しい1年のしめの舞台に選んだのは、他団体の元王者への挑戦でした。
堀口vs.石渡に続く、国内のフライ級トップの強さが証明される重要な試合でした。
試合はトップランキングを決めるに相応しい、死力を尽くした試合となりました。
相対することでまずハッキリしたことは、やはり両者の体格差です。
元谷の170cmの体格が、159cmの清水を覆い隠すようであり、元谷のフィジカルの強さもあり体格以上のフィジカル差が感じられました。
逆に清水のアドバンテージはスピードであり、細かく正確な打撃の技術でした。
試合は1R序盤に元谷がビッグヒットを当て、フィニッシュに向けて獰猛にパンチを振り下ろします。しかし清水はKO寸前で辛くも元谷の追撃を突き離し、顔に傷を作りながらも元谷の進撃に合わせパンチをヒットさせます。
2R、3Rは元谷が前蹴りとフックで圧力をかけ、清水がローキックとパンチで攻めながらテイクダウンを狙う展開。
清水は果敢に打撃をヒットさせ、テイクダウンを狙います。元谷もフックを当て清水をぐらつかせ、清水に主導権を奪わせません。
最後まで白熱し動きの止まらない試合をした両者でした。
白熱した素晴らしい熱戦であると同時に、元谷の優れた部分がたくさん観られた試合でした。
まず170cmの長身に加えた攻撃力の強さ。特に木部亮を秒殺KOした強靭な脚から繰り出すキックはやはり最強の武器といえるでしょう。前蹴りを打つことで清水は制空権から離れざるをえず、また元谷には最後までアドバンテージを維持できるスタミナもありました。
そして試合作りの上手さもありました。
ポーカーフェイスから一気に仕掛ける奇襲で相手に主導権を奪わせないスタイルは、相手を下がらせ選択肢を奪うことを可能にしています。
また、ガードを下げ大きく腕を広げた好戦的なスタンスも、自分の能力を最大に活かす戦法でした。
清水のパンチは元谷の顔面を何度も捉えていました。しかしこれも元谷の戦法の一つ。
顔を前に突きだし、「打って来い」と威嚇することで正対の打ち合いに持ち込ませる。
そうすることでリーチで打ち勝ち、清水最大の武器であるスイッチ・テイクダウンを最も遠い距離から仕掛けさせることに成功しました。
自分の体格とフィジカルのアドバンテージを活かした元谷の戦法に、自分から果敢に仕掛けていった清水もある意味ではハマってしまったといえるでしょう。
一方で加藤直之戦等でみられた弱点である打撃戦でのパンチとディフェンスの粗さは残っていて、清水に反撃を許してしまいました。
体格差が無ければ「あわや」というシーンもあり、もし元谷が海を渡ることを目指すなら、避けては通れない課題であるでしょう。
日本の選手がUFCやBELLATORで結果を出せない大きな理由のひとつとして、弱点を修正しないまま試合に挑むということがあります。
弱点が一つでもあればそこを徹底的に突かれるのがMMAであり、それを次戦で修正できない者は容赦なくランク外に落とされるのが現在のMMAの競合です。
元谷が現時点で日本のフライ級トップファイターの一角であると証明された以上、MMAの総本山に挑戦してほしいという気持ちは当然あります。
次戦ではさらに進化した元谷が観れることを期待しています!
一方、清水の優れた部分もたくさん観られました。
まずなんといっても体格差を跳ね除けるパンチとキックの精度の高さ。
双腕を大きく振り進撃する元谷に対し、ローで距離を取りながら瞬時に踏み込み何度も顔面にパンチをヒットさせたのは素晴らしかったです。体格差がありながら元谷がグラッと揺れるシーンもあり、3Rの最後まで「まさか!」と思わせる芯の通ったパンチでした。
そして清水の試合への熱量、心の強さも改めて強く感じました。
1ラウンドであそこまで明確なダメージを受けてもなお立ち上がり、さらには前進しヒットを繰り返した精神力の強さは観る者を心を震わせる力がありました。
熱い試合をしながらも、パンチの精度が決して落ちなかったことも驚きでした。熱いハートを持ちながらも、最後まで相手を観て踏み込み、射抜いていける力を証明しました。
惜しむらくは前述のフィジカル差と、その直向きな戦法により元谷の術中から抜け出せなかったということでしょうか。
しかし清水の戦いはMMAファイターとして正真正銘素晴らしく、誇り高いものでした。
敗北のレコードはつきましたが、試合をチェックした全ての人に清水の強さとその価値は間違いなく伝わった筈です。
来年も、胸を張りチャンピオンとして挑戦者を迎え撃ってほしいです。山本戦も期待しています!
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ところで清水はタートルズ好きなんでしょうか。それとも普通にイナズマ隊のファンなのかな。
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ルーズユアセルフの入場曲率は異常ッ!!
赤コーナー | 階級 5分3ラウンド |
青コーナー |
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本名 Name |
名前 | 本名 Name |
あ Name |
ミドルネーム | あ Name |
あ | 出身 | あ |
あ | 所属 | あ |
歳 | 年齢 | 歳 |
cm | 身長 | cm |
あ | スタイル | あ |
0-0-0 | 戦績 | 0-0-0 |